無料のお勧め!解剖学3Dソフト「人体 (男)インタラクティブな教育用3D」 Mozaik Education

先日、お金は払いたくないが無料でそこそこ使える解剖学3Dソフトってないかな?
と質問を受けました。


そのとき、最近はその手のものも多数出て入るのですが、


私がandroidタブレットで利用しているソフトのなかでも、
以下のものがいいんじゃないかなと思います。

Google Playで、該当するソフトを検索して、
無料ですから一度試しにダウロードして試用してみてください。

 

 

 

解剖学ソフト.jpg

 


「人体 (男)インタラクティブな教育用3D」 Mozaik Education
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.rendernet.humanmale&hl=ja

「人体 (女)インタラクティブな教育用3D」 Mozaik Education
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.rendernet.humanfemale&hl=ja

 


上記のアプリではひとつひとつの筋肉を指定して調べる等の細かいことはできません。

そういうのは「ヒューマン・アナトミー・アトラス 2020 」という有料ソフトを
買わざるを得ないでしょう。

ですが大変スッキリしたわかりやすい構成で、
皮膚、体の部分、骨格筋、骨格、消化器系、呼吸器系、心臓血管系、リンパ系、排出系、生殖器系、神経系、内分泌系
の3Dの概要図を眺めることができます。

たとえば、骨格を眺めるときには、皮膚の状態が半透明に描かれているため、
皮膚と骨格のパーツとの奥行き感や位置関係がわかりやすい。
そして自動的にゆっくりとくるくる回ってくれる設定で、
感覚的な立体視が容易にできます。

あとはビデオで体全体の構成を解説してくれていて、
英語でのナレーションですが、
脇に日本語文章が提示してくれています。

 

 

脈診講座が中途ですが昨日、終了しました m__m

個人的な話題ですいません。

数ヶ月通っていた脈診講座。


あと5回ほど講座自体はありますが、
まだ中途ですが昨日で私一人、
受講を終了させていただきました。

私は、脈診講座を受講するときに10回で終了と、
脈診講座の先生のサイトに書かれていたのをみて、
9月にその講座が終了となると判断していました。


そして私が先月終わりの8月の受講日を決める際、
「来月で脈診講座は終了ですね」と言ったときに、
先生も驚いておられました。

「えっ、まだ終わらないよ・・・」

後日分かったのですが、
「鈴木君、その10回で終了とホームページに書いていた情報は古いものだよ」とのこと。 

 


そうでしたか、、、。

 


脈診も技術です。
日々、今まで教わったやり方を参考に、
自分で磨いていくしかなくなりました。。。。。

脈診講座は内容の濃い3名のみの少人数制の受講で、
今までいくら脈診の本を読んでみても映像を見ても、
手ほどきを受けても腑に落ちなかった点の多くのこと。

私の脈診の疑問点は初歩的なことばかりでしたが、
そちらも実際に脈診を受けてみて、
そばから見せていただいて、
わかるものも増えました。


脈診技術はまったくもって完成はしていませんが、
以前の状態よりも大幅にステップアップ出来た点はすばらしい感謝です。

私は、脈診講座に通った当初、
てっきり脈をとるときの手の置き方や力加減を教えていただける講座で、
数回もその技法を伝授していただければ、あとは独学で十分だと考えていました。

左手の脈をみることで、心臓-小腸/肝臓-胆嚢/腎臓-膀胱 の状態を読み、
右手の脈をみることで、肺ー大腸/脾臓-胃/心包-三焦 の状態を読めば、
内臓部分に関係する身体状況がわかってくるものと思っていましたので。


それが、実はそんなに甘いものではないということが分かってきたのは、
脈の現れる理論を学ぶときには東洋医学の基礎がなければ、
何を言っているのかちんぷんかんぷんでした。


そのおかげで中医学基礎を学ばないと、
脈診講座に参加しても時間の無駄と思いました。

 

中医学について学ぶ時間のコストや次の施術の再開に焦りもあったため、
前向きな姿勢を保ことは精神的にしんどかったです。

時間という資源は有限です。
何かに時間を費やすならば、
他は削らなければなりません。

中医学基礎を理解するために、
そこまで時間を投資すべきか、
それとも。。。

ただそう考えてはみたものの、
母が最後にお世話になった鍼灸師の先生ですから、
一回講座に顔を出しておしまいというのは不本意で、
10回講座だと考えていたので、
それまでお世話になろうと腹を決めてスケジュールを組みました。


脈診講座は、日曜日に講座が開校します。
これから施術に力を入れていこうと考え、
日曜日が月に2回、脈診講座に当てるとなると。

そうなると日曜日は会社員をなさっておられるお客様がおいでいただきやすいため、
そのお客様に予約をお取りいただく際にご迷惑をおかけすることとなります。

他にも日曜日を定期的に休まなければならない要件があり、
それでは日曜日を固定でお休みにせざるを得なくなります。
そうなるのは絶対に避けたい理由がありまして。。。

 

 

脈診講座に通い続ければ、
これからさらに詳細な脈診法を学ぶ機会を得られると思います。

そして脈診講座を受講してわかったのは、
脈診は本からはどう頑張っても自信をもって脈を見れるようになるには限界があるということでした。

私が習った脈診の見分け方は、
脈の深さの位置(浮・中・沈)、
拡張収縮(滑・渋)、
脈管の大小(大・細)、
脈管の柔軟性(軟・硬・柔和)、
脈管の力(有力・無力)といった基礎。

あと(長・短)(遅・数)(停止)の3つほど、
正直にいえば、教えて欲しかったのですが。。。

 

これらば先生の本から、
自学自習するようにしたいと思います。

 


それらの部分を繰り返し見て取る機会を増やして自己研鑽しようと思います。
そのようにできるような知識と経験と知恵を講座からいただいたと思います。

 

また他の受講生の方に、
中医学の勉強をするにはどのような書籍を読めばよいかを、
懇切丁寧に教えていただいた方がおりました。
そのほかにも話の節々にためになることも多く、
うなづきながら先生とその受講生の会話を聞いていました。

半年弱の講座期間でしたが、
私には脈診講座の先生に、加えてもう一人。
先生がいたようなありがたい講座でした。

 


今日は、自宅内でのベン石の使い方の研究予定でしたが、
昨日その受講生に教えていただいた参考図書を買いに、
渋谷のジュンク堂にいってみようと思います。

 

 

 

ベン石の教科書と多種形状のベン石マッサージツールのご紹介

いま、部屋のなかの温度計をみたら35.4度。

暑くて集中力を失ってしまいますね。
無理しすぎずに冷房を使わなければ。。。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


私がベン石について、
心強く感じているところがあります。


どのようなところか?

 

下の写真をご覧ください。
私が買い集めて研究しているベン石のマッサージ用ツールおよび教科書の一部です。
これからも必要に応じて別の形状やテキストを買い足していこうと思っています。



 

ベン石いろいろ.jpg

 


<strong>【 ベン石の教科書について 】</strong>

私がよく見ている教科書は「中医砭木療法」で、
こちらには各種症状に対して、
ベン石を使ってどのようなアプローチをするかが紹介されています。
写真が豊富で、中国語ばかりですが理解しやすい本といえるでしょう。
「砭経砭木」というもう一冊のテキストは、詳しく症例や中医学に基づく利用が中国語で解説してあります。
ただこちらは写真・イラストはほとんどありませんから、
即座に利用できるものではないため、
現在は手つかずのままです。

あと一冊、中国専門書を扱う店に、
取り寄せをお願いしている本があります。
そちらはかなり多くの写真が掲載されているようです。

とりあえずこの本がそろったら、
だいたい全体的にベン石療法について、
概要をつかめるでしょう。

 

 

<strong>【 ベン石各種について 】</strong>

あまり日本ではマッサージショップを見渡しても陳列されてはいませんが、
中国や香港等のマッサージ用具を売るショップには、
すでに多くのベン石マッサージ用の形状が存在しているのです。

写真のベン石は私がそろえたベン石のマッサージ用具の一部です。

職人肌のベン石のマッサージをする人たちの意見を集めて設計をしていったら、
形状が多種多様になったということでしょう。

大きな力業を掛けられる形状や重さを持つものと、
細やかで繊細なアプローチを得意とする形状など。


一部には手に握って圧を掛けるタイプなど、
非常に強力なポイント圧を容易に取り出せるものなど、
どう使えばいいかは想像しやすいものも多くあります。

それに対して、
この小片のようなベン石のかっさはフェイス仕様だな、
と思えるようなものも。

それぞれベン石のツールを購入しても、
使用説明書が添付されていませんから。

だから利用はプロとして施術をするとき。
その仕事の場面ではこの形状は使えるぞ!などという、
起点の効いた当てはめができるかどうかなのでしょう。

ざっと上写真のなかでは、
いくつかのブロック分けをして図示しているのですが、
そこには、もう、私なりの使い分けができているということです。

 

 


いままで、ブラス・スティックで様々な形状を、
自分なりに設計して自作してきた手間を思えば。
家中に、真鍮の削りかすが飛んで、目が痛くなったり、
身体が工作にかかる疲労で痛みがひどくなっていたり。
ただ多様なツールが仕事を通して必要と感じ設計して、
ひたすらそれを手作業でヤスリで削って作ってました。

その当時は、鈴木鉄工所のような感じで作業してましたから。
ちょうどボウエンテクニックの講習会を受けていた時が、
一番、工作による過労がたたっていた記憶があります。

それがベン石は、すでに優れた設計思想の下、
多くの形状のツールが作られて販売されていますから。
そちらを適宜、取り揃えればいいだけです。
これほど楽なものはないですね。

 


また誤解を避けるためにお伝えしておきます。
かっさ療法をご存知の方は、
ベン石のかっさプレートも私は使っているので、
皮膚を引っかいて内出血を起こさせるような操作で筋膜を緩めるのかと思われそうですね。


ですが私はその手を利用しての筋膜リリースではないので、
極力内出血状のマークが出ないようにしております。


カッサで皮膚を引っかいて筋膜がリリースできるかというと、
それはできるところもあります。

内出血状の血のようなマークがみえ続け消えるまで、
代謝力を良くし続けるため、体内の不純物を持った血液のついた部分(瘀血=おけつ)や
血液以外の体液に老廃物等が溜まって流れを滞らせる(水毒=すいどく)ものなどを、
体外に排出させることができます。
その際に筋膜が緩むということもあるのです。

特に筋膜の癒着は、隣り合う筋膜と筋膜の隙間を作り潤滑させる油が代謝されず新しいなめらかな動ける状態とならず、
徐々に動きが悪くなって最終的に筋膜と筋膜の間を接着させてしまうことになるほどのコールタールのような粘る老廃油になってしまう。
この老廃油がかっさプレートを使ってひっかくと、体表に浮かび上がってくるんですね。
するとその体表に老廃油が浮かび老廃物を体外に排泄させなさいと脳が命令を送ります。
それら瘀血や水毒などの老廃物は血液の流れの量を増やして洗い流され浄化されるのです。

その作用はとても強力なものですから、
韓国や中国等ではよくやられています。
ただ日本では馴染みがない療法ですね。

お相撲の力士やプロレスラーが、カッピングという丸い●マークのついた皮膚で土俵やリングに上がったのも、
それと同じような体内の老廃物を排泄させる効果を狙ったものです。
私もカッピングはとてもいい効果を生むものと思っています。

 

 


ただ私の場合は、ベン石をカッサとして皮膚を引っかいて内出血のような状態を創る目的で利用してはいません。

ベン石の質感が私の手にフィットして、
試しに安いベン石カッサを買ったときに驚きました。
その質感を活かして私が以前から行なっていた筋膜リリースのやり方を
ベン石のマッサージツールを使いながらというようにしてみようと考えまして。

手の延長線上のツールにしたり、
指先で振れる代わりにしてみたり。

 

 

ただそれがいまは、
ベン石がマッサージツールとして特別な作用があることを試用の成果から実感して、
想像以上に明るい兆しをベン石から得られて。
その魅力に興味を深めているところです。


中医学の勉強を少しずつしはじめて、
身体の見方が少しずつ変わってきたところ。
悪性腫瘍ができる手前に「瘀血」ができて血の流れを妨げるという流れを断ち切るには、
どうアプローチをすべきか。。。

そのための、一般の方々が身に備えておくべきツールがないか探していたのです。
それも、あまり大金はかけなくてもよく、
自分で自助できるものであってほしい。


ベン石は、瘀血を流す力が、
私の体感ですが非常に強いんですね。
私がもつ他のマッサージ用に加工されたパワーストーンのどれよりも良好。

速攻で悪性腫瘍ができづらいカラダづくりにつながるかはわかりません。

ですがまだあまり日本ではベン石のユーザーがいないため、
そんなに高い値を付けられて流通されているものでもなく。

セルフケア用のマッサージツールとして、
ベン石療法関連の出版物やyoutubeで紹介映像が多数アップされれば、
そのよさに気づいた人に健康維持増進のための素敵な道具として広まるでしょう。

また私の施術を受けていただいているお客様には、
自宅でのセルフメンテをするときに使っていただきやすいよう、
使い方のノウハウをお伝えしていければ。
施術効果の維持や、それ以上の成果も。


そのようなことを期待してやまないのです。 ^-^


いずれ、もうちょっとベン石を使いこなせるよう研鑽を積んで、
映像での紹介を私がしてもいいと思えるくらいの思い入れです。 

 

ベン石の温熱器、他者利用での臨床試験、良好な結果でした。 ^^)v

昨日、ベン石の温灸器を使って、
同業者の方にデモセッションをさせていただきました。

 

 

ベン石温灸器.jpg

 

 

 


ちなみにこちらのベン石の温熱器は、
日本では直接的に入手するのは難しいでしょう。
たまたますてきなタイミングで、
いいものを手に入れることができたと
ショップの方に感謝しているところです。

mm

筋膜の癒着部があたかも骨のように硬さを強めた変質した状態である場合。
いつもならそのような質のよくない筋膜の癒着部をリリースをするときは、
刺激要素は手や肘、ブラス・スティックやプルパなど、
その患部にふさわしいアプローチツールを選択して
問題の癒着して硬化した部位に「圧力」を加えます。
意図は、そうやって摩擦熱を発生させ溶かしゆるめるものです。


ベン石の温灸器はベン石部分で摩擦熱も加えることができますが、
それは比較的弱い圧でリリースが起こります。

温灸器はヘッドの患部へ接触する石部分を電熱で暖める熱源を備えているため、
筋膜の癒着をリリースするために必要な熱量を、
「温灸器の熱」と「温灸器のベン石部分のずり圧」と「ベン石の"遠赤外線効果"と"神経の過緊張を癒す音波"」の
2つの要素の和か積でカバーしてくれるのです。

こちらのベン石ツールを使わないときは、
さらに痛みを感じそうなときも、
条件によっては加圧する力を増して
骨化した筋膜の癒着部をゆるめなければならないときもありました。

それがこのベン石の温熱部分を10秒ほど問題の硬化した筋膜部分に接触させておいたり、
または比較的軽い圧で数回こするようにして患部の暖かさを増した状況をつくりますと。。。

押して圧を作り出して摩擦熱を発生させてリリースさせるよりも、
その摩擦熱に頼る量を減少させても対応できてしまうのです。

それにより生じるいくつか有利な点を実感できるでしょう。

 

たとえば痛み等の不快感が減少する点と、
痛まないことによる精神的・肉体的苦痛を施術者もお客様も感じが減少した点。

それだけではなく、
摩擦圧を取り出せるほどの力で圧をかけることは、
非常に難しいことです。
それが人体の急所、それも息の根を止めるような危険な場所も、
人体には多数存在していますし、
そういった場所ほど貴重で有効性の高いリリースポイントがあるときも多いものです。

そのようなときはお客様にとっても痛みが強くでてしまうし、
解こうとする側も責任問題に発展しかねないリスクが高くて、
二の足を踏むことも。
というよりも、忌避事項として避けて通るようにしなさいというのが普通です。

そのようなところにアプローチするときのリスクや不快感が低減するのです。
そのことを実感できたときに、
私は狐に摘ままれた感じでした。

あ、、、なんだ、ゆるんだよ、、、それほど難しいものじゃないんだ。。。

というように、今までの手技では困難なリリース案件も、
普通に対応可能なものに一歩も二歩も進んでいったのです。
そのことがありがたく感じられました。


たとえば喉の斜角筋部分やその奥など、
リリースが難しいんです。
そのような箇所も深くではないが、
痛みもほぼない状況で少しずつリリースを進めることができた。

今回はいつもならばこの患部をさわられるだけでも恐怖で、
さわらせてくれない同業者がさほどでもないという顔で
リリースを受けてくれていたというのが印象的だった。

 

そしてもう一つ気づいたことは、
温熱部分の温度設定が強にしなくても外気が暑いためか十分な熱さが発揮された状況下では、
優に1時間以上、バッテリー駆動で温灸器が利用できた点です。
30分ほどで使えなくなるものと思っていたため、
コードレスでも実用性ありと感じました。

 


ただ厄介な点は、
いつもは圧をかけるときには皮膚に直接押し当ててというものではなく、
シャツ越しに、ズボン越しに、というように衣服の上から圧をかけても摩擦熱は届くようにしていました。


それが温熱部分を活かそうとすると、
シャツ越しにすると、ほぼほぼ熱は感じられないので。
その点をどうすべきかという課題があります。
温熱部分の温度を最強にしても、もともとそれほど強い熱さではないため、どうすべきか。。

起立筋部分を温灸器で暖めて、
次のステップに進む下拵えをしようと考えていて。
そこに対してやっかいだなぁと思うところが出てきた。

 

エステサロンなどでは、エッセンシャルオイルとキャリーオイルを混ぜたオイルを滑りをよくするために使って、
ホットストーンマッサージをするのですが、
それと同様な使い方を、このベン石の温灸器もすぐれてよくできるのです。

ただし私の施術場はエステサロンではないので。

その点を、私の施術の場で扱うとすればどうするか。
工夫をして備えておかなければならないところです。

 


ただ、もちろん私の場合、今までのリリース技術や知恵や知識、臨床が多数あっての、
このたびのベン石の温熱器を生かせたというところなので。

単純にこの製品を手に入れたから即座に私と同程度のことができるわけではありません。

そこは、、、当然といえば、当然のことですね。


たとえば瘀血(おけつ)のような部分をどうアプローチするかという点も、
こちらの温熱器の接触面が広く握りがフィットするため、
患部への接触するときには役立つものでしょう。
その他にも、今まで持っていた多数の課題もこちらのツールで、
下準備をしてからリリースをすれば好結果を作り出せそうです。


ベン石の温熱器は、
私にとって想像したとおりの興味深い筋膜リリースに適したツールでした。 ^^)


もうちょっと、内々で臨床を積んで、
私の施術との相性とよい点や悪い点などみていこうと考えています。

ベン石ヘッドの温熱器機は、腱・靭帯部分の快適で効果的なリリースが実現できます!

まだ購入したての温熱療法の機材。


ベン石温灸器.jpg

こちらの器機の特徴。
ヘッド部分に取り付けられたベン石を暖め、
そちらをホットストーンセラピーのように、
温められたベン石を身体に接触させることで。
・遠赤外線が多量に照射されて筋肉・腱・靭帯が容易に緩められる。
・ベン石が皮膚等にこすられることで、高い音波を生じさせ過敏になった痛覚神経を和らげてくれる。
・ベン石には大量に人体の癒しになると言われている微量元素が含まれている。

など、ベン石のマッサージ用に優れた石の力を発揮してくれる。

その点は、私が想像していた以上にうれしいことでした。


特にアキレス腱や靭帯等をこちらのベン石の温熱器で緩めると、
温度を上げてアキレス腱部分を緩めるのと、
温度を上げずにアキレス腱部分を緩めるのでは、
まったくアキレス腱のリリースの幅がでて差が大きいことが分かった。

エステサロンなどでは、このような温熱器を使ってマッサージをするが、
残念ながら私はそのようなところに訪れたことがなくて。
ハンディな温熱器でマッサージをかけていくという体験がなかったので。
意外なほど痛みもなく快適に緩んでいくことに驚きました。

かつて他の温熱器を使ったことがなかったわけではなくて、
とあるメジャーな温熱器を使ったことはあった。
だが熱さが強く「あっチッチ」という痛みにしか感じられない温熱量で、
正直、心地よいどころか筋・腱・靭帯に温熱をかけてみても、
私が期待したレベルのリリースは起きてはくれていなかった。
散々なことで、久々にこの試練は取りたくなかったと思った。
嫌な思い出でした。。。


そのかつて感じた温熱療法の嫌な感じがあったので、
このたび購入した機器も使えるかどうか不安だった。

 


ですが結果的に、まったくやけどなどする心配もない温度で上限が設定してあり、
心地よい程度で、こちらをつかって皮膚がただれるようなこともないだろう。
その心地よい程度の人肌からそれを少し越えた温度でも
十分に筋・腱・靭帯は緩んでくれることを実感できました!

ただ長時間、皮膚に押し付け続けるといった場合には、
それは一般的に考えてもらえば、それで問題が起こるのは当たり前だろう。

そのような無茶な使い方をしなければ、
安全かつ効果的な機器だ。
手に入れられてうれしい。

良きご縁を感謝します!!

 

ただ私の手に入れた本機は軽量でバッテリー駆動可能なのですが、バッテリーが早々になくなる。
すると長時間利用の際には、結果的には電源コードを付けたままで執り行う必要性が出てきます。

また軽量であるからフェイスマッサージをするにはうってつけですが、
起立筋等の大きな筋に対してアプローチするときは、若干非力ですね。
もう少し接触面が大きいものであってもいいのかもしれません。

そして通常の常温のベン石のかっさを使うよりも、
温熱器機として温められたベン石を使うと
筋・腱・靭帯のリリースのレベルが違いますね。

その事実もつかめて、本当にいい勉強になった。

 

 

 

また中国ではベン石を使った自己治療機器は、メーカーも多く、種類も多彩だ。
そのような器機についての紹介映像があります。
(※ 映像は中国語です。中盤あたりから、ハンディ温熱器や、温熱マット、ベン石を使ったカッサなどが紹介されています。)

私が持っている機器の映像ではないが、
日本ではあまり知られていないベン石だが、中国や韓国、そしてアメリカ等で、
非常にマッサージ用途として有能な石であること疑うことがない。

実際に使ってみて、
他に比類ないすぐれた癒やし効果を、
ぜひ体感してほしいです!


耿乃光品牌泗濱浮石 - 砭石 (粵語版)

ベン石を使って皮膚層の過剰緊張による問題部分を低減できないだろうか?試しています。

昨日のブログで下の図を使いました。

痛みが出る組織部分.jpg


ベン石のスティックやかっさプレートを使って、
筋膜層をリリースするしようという新たなアイデアは成果を呼んでいます。
かつての当社比では、
現状ではピンポイントや面でディテールのリリースが巧みにできるようになりました。


私が目指すリリース部分は、
筋膜の骨膜の近い奥まった部位までを目指しています。

実際にやってみれば非常にそれは難しいところですが、
目標として常に考えているところです。


ただその筋膜層に届く前に、大問題があるのです。

それは筋膜部の手前に皮膚の表皮と真皮の層です。
そちらに張りや緊張があるときが問題となります。

皮膚には中医学でいうところでは病邪という
健康状態から外れた状態を体内に入れないよう防御機能があります。
しかし皮膚に既に病邪が入り込んでしまうと。。。


皮膚層の防御バリアーを強化して邪気をいれないようにがんばるか、
もう防衛機能が衰えてバリアーが効かなくなってしまっているのか。


ということは。
皮膚の防衛機能を過剰にまで強めて、
施術をする際の圧を跳ね返そうとして痛みをさらに強く感じる状態となっているのか、
それとも施術の圧がバリアーなしで刺激がすっと内側に入るのか。

 

上記の後者の刺激が素通りして麻痺を起こしているか痛みが遠く感じられたほうが、
お客様自身は痛みが感じられないからいいと感じるかもしれませんが、
皮膚の防御機能が働いてくれていないというのは由々しき状態で治りが悪いということを暗示しています。

防衛機能が働くことができなくなったりしづらい状態では、
気血の流れが阻害されて停滞していますから神経が働けなくなっています。
体の内部の血や津液などの量や流れが悪化して
皮膚の形状をハリのある状態にとどめることができなくなっているもので。
この状態は悪化への進行が早くなることもあるので、
気を付けなければなりません。

 

上記の前者の外圧刺激を跳ね返して痛みをさらに強く感じさせるというときには、
お客様自身は痛みが感じられてそうとう問題がありそうだと感じられます。
「うぉぉーっ」と声を出したくなるシビアな痛みを身に感じるからです。

ただ場合にはよりますが麻痺をしている人よりは、
この場合の方がずっと状態はいいわけです。

ですが「よかったですね、感覚があるということは血流があるということですから。
私は、ちょっとそこの面でほっとしましたよ!!」
と言われても、お客様にとって「痛いから不快だ!」というのには変わりないものです。

 


うまく皮膚の防衛機能を高めて身を守ろうとする、
いつも以上の緊張状態を緩めることはできないか?

 


そうすれば、お客様にとって不快感の軽減となるだけでなく、
お客様の精神的緊張を軽減へ向かわせることで筋緊張が出てリリースの手間を増やされる部分が削れます。
これはかなり私の圧の場合は、下準備段階として重要なものです。


どうにか、皮膚層の防衛機能が高くなり緊張が抜けない状態を緩める効率的な方法はないか?


そこを模索して、ここ数ヶ月。
いろいろと物を買い込んだり自作したりしていました。
利益がなく出費がかさむという、厳しい状態ですが。
次に動くときのための準備は、
怠らないようにしておくべきです。

 


それと同時に、
何らかのやり方があるのだろうと直感していまして。

 

もしかしたら、
それがベン石の利用で解決できるのではと感じていて、
調査し資料を集め実験を繰り返してました。

 

そのひとつが一時はベン石を温めて身に付けることで、
高い治療効果を引き出すという実験のため
大量のベン石かっさプレートと柔軟性あるヒーターマットを購入して、
私自身を温めてみたものでした。

泗濱浮石を敷き詰めてヒーターで温める.jpg

案の定、画期的な皮膚層どころか筋膜部まで緩むという結果を見ました。

遠赤外線ドーム型サウナのスマーティにはスマーティのよいところがあるんですが、
かなりスマーティは、長時間かかったあとに疲労した感じが続くんですよね。
それがベン石を使った温熱を与えたものではさっぱりしたままで、
体力が消耗された感じがあまりありませんでした。

同時に筋肉の硬化した部位が、
ベン石を温めたものを利用してどのような変化を示すか。

私の場合、筋硬度計という筋肉の硬度がどう変化したかという計測できる測定器で調べていますから。
その部分は、主観ではなく数値データで見ています。
そしてベン石を温熱にして筋肉を緩めたとき、
長くよい状態が維持できるのです。

 

ただ、上記の絵のマット、、、お客様にあてがうというのはかっさプレートがずれますし、
ゴツゴツ感があったり、ヒーター部分が直接、皮膚にあたると痛いほど熱いということで。
そのままじゃ、使えないだろうなぁと、施術の場での利用の断念。。。

 

では、、、
アマゾン経由で手に入る市販のベン石のヒーターマットを購入しようかと思うほどでした。
が。。。。

【ビューティーエバー】岩盤マット 遠赤外線岩盤マット 家庭用・サロン用 高品質遠赤外線ヒーター採用 マット式でコンパクト ゲルマニウム石とベン石を96枚組込み、岩盤浴効果、マイナスイオン放出、超音波発生、発汗作用、免疫力アップ 血行を促し、冷えやむくみ対策、美肌・ダイエット 美肌 91HPeTtYVfL._SL1500_.jpg


個人用にデトックス岩盤浴をご自宅で手軽にというときには、
このもののは成果も高い実力派だといえるでしょう。
¥98,000という価格は。
かなりな高額ですからおいそれとは買えませんが。 ^-^;

遠赤外線ドーム型サウナを持っていなければ、
欲しくなる一品ですね。

 

ただ私の現在考える施術になじむかどうかを考えて、
頭の中でイメージしてみると。
ベッドとお客様の間にヨガマットを敷いてお客様の体のグリップ力を上げることで
私の施術圧を漏らさずに正確に、かつ過剰な力は吸収させてなくせるようにとしているのですが、
このマットを入れてしまうとそれらが、まったく役に立たなくなってしまいます。

このマットは不向きではないかと考えるにいたり、導入取り止めへ。

 

 

ただ特殊な石の持つ遠赤外線を生じさせて過敏となった神経を収めて痛みを軽減させる力は素晴らしいものがあります。

そのため「ホットストーンセラピー」「ラストーンセラピー」を取り入れるか考えていたのですが、
本格的にそちらを取り入れるとなると、
これまた私の今までの施術と流れ的には掛け合わせづらいので、導入取り止めへ。

 


いずれ調べた知識はなんらかの形で役立ってくれれば、うれしいのですが。。。

 

それで次に考えたのが、
砭石を使った温灸器と呼ばれる器機です。
こちらのハンディタイプの温灸器は、購入してみました。

ベン石温灸器.jpg
(上の写真は私が購入した機器です)


中国本土には私が購入したもの以上に
様々な高機能なベン石を利用した温灸器があります。
ですがそれらは日本では手に入りづらくて。。。

ひとまずは容易に入手可能なものを手に入れました。

こちらを使う理由は。
ベン石の持つ特別な神経を癒す特性ですが、
皮膚層の真皮内が温熱で緩み、
過剰に痛みを強める神経部分の緊張も癒やし痛みを減少していきます。

そこまではベン石の資料をかき集めて調べた通りになるでしょうが、
それで実際、お客様の痛みの低減がどれほどできるものか?


それに温灸器を使い込んでみなければ、
不測のネックやメリットもわかるところでしょう。

まずは徹底して計画的に自分の体にて試してみて、
後のお客様への活躍を期待しているところです。

・・・投資の元が取れるように、がんばります!

 

みなさま、
こうご期待ください! 

 

筋肉は、さほど痛まない、、、のです。

「昨日、木刀をひさびさに振りすぎて、筋肉痛がぁ・・・厳しい!」
といったりしますね。

ですが、そうは思いつつも、
生理学的に観察するとNGです。



 

痛みが出る組織部分.jpg

 

 


上図に示したようになります。

筋膜や骨膜などの膜組織は、連続したコラーゲン組織で作られていて、
皮膚という外部からの圧や熱や乾燥湿度などからの防衛作用が強い組織同様に、
非常に感受性が強いということが知られています。

それに対して、
皮下組織や筋組織はあまり痛みがないのです。

もちろん筋組織も無痛じゃありませんから痛いのは痛いのですが、
引き連れるような痛みを感じたときは、
ほぼ筋膜が癒着が生じてしまっている。

伸ばすといたい、引き連れた痛み、ジーンとする、、、となると、
靭帯や腱などもいきなり木刀を振りすぎて普段使ってない筋を使いすぎて緊張が維持されっぱなしとなった問題が生じてしまう。

この靭帯や腱も、筋膜や骨膜と同様にコラーゲンで作られていて非常に感受性が強い組織なのです。


そして筋膜リリースといってワークをするときには、
筋膜や靭帯や腱などのコラーゲン組織を緩めるためのずり庄をかけていったり、
ときには筋緊張を作りっぱなしになってしまった誤動作中の神経を改善します。

連続したコラーゲンで作られているとい膜組織などは、
どこか一箇所が体内部分で引っかかって引き連れてしまうと、
その連続し連携して動作するように仕組まれたコラーゲンラインが全体的に引き連れてしまうのです。


ちょうどそれはウエットスーツを着た際に、ねじれた感じで着てしまうと、
全体を通しての着心地が悪く感じるかのようなものです。


この体内で引っかかりやすい部分というのが「どこにあるのか」を、
施術をする先生方は知っているので、
そちらをリリースすると楽になるのですね。
ただ一般の方には、痛みが感じられる患部から突拍子もなく離れた部分に引っかかり部位があるのがよくあることなので、
なかなかみつけられません。

 

 

そしてコラーゲンでできた部分は、急性であれば傷害でもない限り組織の繊維の流れに沿って
引っかかったり固まった筋膜部分を撫ぜていくような操作をすれば、
よくリリースを示します。

また筋紡錘の問題で引き連れているだけの場合にも、
カウンターストレイン等のリリーステクニックで良い成績でリリースできるでしょう。

 

ですが慢性化してコラーゲン組織部分が連携した組織の流れを通せないような根を持つと、
骨組織以上の硬化がしめされて容易にリリースできるものではありません。
そしてそのような部分の筋膜の炎症は麻痺をして無感覚となっているのか、
または痛みの一部を感じ取れているのかという範疇にいることがほとんど。
いずれにせよ内部的には非常に感受性豊かな筋膜に重ねられた問題からは、
その部位のリリースには大量の体液が固まった板ゼラチンのような癒着した膜を溶かすため、
体液をそちらへ流れるように意図的に流れを操作するようにしていきます。

すると麻痺していた炎症箇所に血流がいくことで、
麻痺が解除か軽減され痛みが実感できるようになることがあります。

そのような痛みのきついのが一気に出過ぎないようにする瀬戸際の見極めが難しいところです。

ただ・・・慢性化して数年も経っているという場合は、
表面上の中層の中分くらいはリリースができても、
その奥の深層筋膜が癒着が強いと、
場合によってはすぐに状態が戻りますので。

施術を受けると毎回の変化は感じるが、
徐々に本質的な部分まで変わっていく感じまではないという気がしてきます。

それは特に慢性化した筋膜の癒着が骨膜へと最奥部まで癒着が進んだ場合ですね。

筋膜も骨膜も両方とも感受性が強い痛みが出やすい部分です。
関節部などに最奥部分の筋膜と骨膜部までコリが入り込むと動脈菅の締め付けがきつくなって現れてきます。

おそらくこのような最奥部分まで筋膜の癒着が進んだ時は、
筋膜リリースを得意になさっておられる専門の先生方に見ていただいたほうがいいでしょう。 ^-^

エクササイズ等でリリースするのは、かなり厳しいようです。