しこりの意味を理解する-1

●リスキーなワークをするカイロプラクター:つっかえ棒があるメリット・つっかえ棒を抜くリスクを知ると

ときどきある怖いお話。

日本人でごくごく当たり前の生活をされていて、骨盤のずれがない方を探すことは至難の業です。
町に出て歩き方や立ち方でチェックをすると、この人はずれていないだろうな・・・という方はほとんどいません。残念なことなのですが、これが現実。
余談ですが、大リーガーのイチローや新庄は、ほとんどずれてませんね。
でも佐々木投手はずれが大きいです。故障しないで投げ続けられていることが不思議です。。。

ここからが本題。
骨盤がずれているクライアントは100%頸椎のずれがあります。
頸椎とは首の骨のこと。小さな親指の先の大きさくらいの骨が7つあります。
そして先日こられました方のボディチェックをさせて頂いているときに、頸部(首の後ろ側)の腫れ上がりを見つけました。
お尋ねいたしますと、以前顎関節症になられたとのことで口が開けることが難しくなったとのこと。それを改善するためにお近くのカイロプラクティックにかかられたとのことでした。そしてそちらでおそらく頸椎2〜4までの調整を受けたのでしょう。それにより口を開けることができるようになられたそうです。
しかしそれ以降首の腫れ上がった感じが強くなる症状を訴えられるようになりました。
・・・もともと、顎関節のゆがみを改善するためには頸椎の1・2番〜4番までを調整したり、僧坊筋、起立筋などを解放することは大切なことです。そうすればときとして顎関節の円盤が削れていないときで急性の肩こり等によって起こった場合にはケロッとします。でも慢性の肩こりの場合は、ケロッとしても、簡単な対処法だけではまたかならず再発します。