エクササイズでの腰痛対策

エクササイズを長期間続ければ、
左の腰部に痛みを覚えることが多いでしょう。
ここがウィークポイントなんですね。

この痛みの発生を経験的に知っていて、
新しくエクササイズを取り入れられない。

これはなぜおきるのでしょうか?
原因はいくつかあげられるでしょう。

・右側大臀筋を肥大させて、腸骨の左右の高さずれが大きくなったから。
・出っ尻で、おなかが前に突き出される姿勢になる。

    • 臀部が気づかないうちに後ろに付きだす姿勢を強化されたから。
    • 大腿直筋のみを強化して、ハムストリングが同量トレーニングされていないとなります

そして左腰部(骨盤の上当たり)や右側の腰部(胸椎10〜12・腰椎1当たりの右)は、
エクササイズをする以前に、炎症を持っていやすいところです。
たまたま筋のしこり化が進み血行が悪くなっていたりすることで、
神経が働きにくくなっていて痛みが解らなかっただけ。
そこの部分に多量の血液がエクササイズにより流れ込み、
炎症がある事に気づいてしまったということもよくあります。
このときの痛みはぎっくり腰みたいな腫れを伴い、危険です。

それを経験した方が、本能的にエクササイズを取り組みたくなるのは当然です。

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エクササイズのトレーナーをする際に、後で腰痛になりそうな動きかどうかある程度判断できます。

そのポイントを一つ二つあげますと。

(1)臀部筋がギュュッっと力がはいって力んでる(×)

臀部筋に力みがあると、股関節を柔らかく使えません。
骨盤と大腿骨とのジョイント部分をスムースに動かせていなければ、
腰への負担は大きい。
恥ずかしいが、『コマネチ!』ポーズを行なう。
足の付け根がもっと上にある事を確認する事。

(2)お腹が前に突き出される形の腰の反りがでている(×)

胸椎10〜12、といっても分かりにくいかもしれませんが、
背中の腎臓の高さの位置当たりをもっと後ろにすること。
そして脊柱の反り過ぎを是正する事です。

これだけでもエクササイズ中にチェックされていると、
後で襲われる腰痛が緩和するか、
あまり痛みが感じられない程度まで軽減します。

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私も、昔ぎっくり腰やって、二階から這って一階のトイレに行った事あります。
電気工事のバイトで、きつい肉体労働をした代償でした。
エクササイズとは内容が違いますが症状は同じ。
本当にきついもんなんですよね。