「世界不思議発見!」のタイの健康特集をみて

タイでは大切な医療としてマッサージ(および薬草調合)が宮内根付き、
同時に大変国民全体の健康に関する意識が高いそうです。
大分多くの人が体が疲れたりしたらタイ古式マッサージを受けにいくそうです。

僕自身、タイ式マッサージに興味があります。
書籍を数冊所持していて研究しています。

テレビには、タイ式マッサージの総本山ワットポー寺院。
タイ式マッサージを習いに行く外国の受講者達の姿が映っていた。
いつかタイに旅行に行く際には、トライしてみたいと思っていて、
拝見できたのは雰囲気がつかめてラッキーでした。
医療従事関係者が受けにいくことが多いようです。

タイ式マッサージといえば、モーションの大きなストレッチをさせる派手な技もあります。
タイ式マッサージの紹介に、インパクトがあってわかりやすい絵がこれです。
マスコミも好んでこのような写真を使います。
ですが大業よりもしっかりと経絡(=セン)とツボをとらえたマッサージも多く、
非常に整ったマッサージの流れを持っております。

またタイの王室関係者へのマッサージは、内容が異なります。
手や足を主に治療するそうです。
内臓などのプレッシャーは危険なので行わない。
タイ王室顧問の治療師は手や足を治療する事で、
体調を十分に改善する能力と知識を持ち合わせているということです。

手足のワークは大切だということはわかっているつもりです。
しかし手足のマッサージのみでツボや経絡(=セン)を通じてケアするというのは、
想像つきませんでした。
このことは初めてしって驚きました。
奥深いものです。
画面に映った王室お抱え治療師の両親指は上側が広く黒く変色。
いままで観た事のない指でした。
それは丁寧な仕事と過酷な仕事量を物語っていました。

タイ式マッサージと仏教には深い関係があります。
「マッサージを人に施す事は功徳を積む事。」
そんな信念でワーカーが仕事に取り組み、
触れ合えれば技術を超える尊いやりとりができる事でしょう。
この言葉が心に残りました。