『機械的なトレーニングはBad!』

ストレッチや筋肉トレーニングの本が出ている。
本には「この運動を10回おこないましょう」と書かれているものも多い。
レーニングモーションが解説されていても、
簡単な動きであっても詳細なポイントまでは書き切れるものではなく、
一部内容が省かれていると思って良いだろう。

だからこそ本通りにやみくもに、
機械的なトレーニング』を繰り返してはならないのです。

【ポイント】かならず一回一回の動きをチェックしながらおこなうこと。

間違ったモーションでトレーニングしている場合、
筋肉を鍛える効果は、本来の目的を達成する事ができない。
スクワットで大腿四頭筋や内転筋を鍛える目的を持ったとき、
腰部の反りが大きくなれば腰痛を起こす原因になるだろう。
体にかかる負担部分を感じ取りながら動く。
負担がかかる筋があれば鍛えるどころではなく、傷つけることになる。
息を吸うときに力を抜き、吐くときに力を入れることに注意をはらう。
特に初めてのトレーニングの動きを覚える際、
一回ごとの動きを時間をかけて吟味する方がいい。
ゆっくりと動く事とは、反動をつけづに動く事。
勢いをつけて動けば、機械的な動きになる。
そして勢いをつけないで動く事だ。
体が前後左右どちらに傾いていてもいけない。
体のバランスを常に整えながらおこなう。
この方法でストレッチや筋トレをおこなえば、
体を傷つけずにトレーニング効果を効率的に引き出す。

レーニングは量よりも質。
そう考える方は実践して頂きたい。