バレエ教師&治療師ジョイント・コースのレターが来た

(第三回)バレエ教師&治療師ジョイント・コース

第三回のコースのお知らせが届きました。
主催:有限会社 ゆう企画
開催日程:3/20〜3/21(2日間)
会場:ティアラこうとう(江東公会堂)リハーサル室・練習室1
詳細はこちらのページ:(http://www.ne.jp/asahi/dance/seminar/JointBallet04.htm)

内容的には前回と同様のメニュー。
●ケース・スタディー--治療師プログラム
●エクササイズ・クラス--治療師プログラム
●バレエダンサー解剖学--バレエ教師との合同クラス
●オブザベーション・クラス--バレエ教師との合同クラス
●懇親会--自由参加

    • 以下、案内文の一部--

ダンサーの体への理解と保護を基調とする解剖学的アプローチ・レッスン

日本では<<ダンサー解剖学>>をよく理解して、
レッスンや治療にそれを活かしているバレエ教師、
治療師が未だ十分には育っていないのが現状です。

筋肉や関節などが本来有する機能を理解し、
無理のない正しい身体の使い方を教える事ができるバレエ教師、
ダンサーの動きの特性や身体使いについて基本的認識を有する
治療専門家が協力してダンサーを指導していく事が理想です。


バレエダンサーの体と他のスポーツ競技者の体について。
見た目にも違いがありますが、ボディチェックをすればその差は歴然。

柔軟性があり筋肉の質がいい。
ですが膝、足首や腰のダメージが気になる方が多い。
女性は特にトーシューズを履き爪先立ちをする。
パリのオペラ座、シルビー・ギエムも爪先が痛くてたまらない、と口走る。
よいダンサーになればなるほど、ひとつひとつの筋肉がはっきり別れる。

バレエダンサーの理想とする基本的な腰の反り方や膝の伸ばし方を、知りたい。
「美しく見える事」と「美しくみせる事」。
それが同一線上にあるかどうか。
トップダンサーレベルでは、
その線が同一線上にのってくるはず。
だが、その域に達するものは多くはない。
ではどこまでならば舞台に立ち、誇れるのか。
その境目が僕には判らない。

筋の使い方のミスは、筋肉をチェックすれば判断が付く。
それを超えたセンスが治療師にも求められるべきだろう。
そう考えると、興味がある反面身が引き締まる。

ダンサーへのボディワークは、高度な肉体の追求への勉強になるのです。