現在母に自分の体がどのような状態が起こっているのか説明。
同時にフェルデンクライスのエクササイズを使った、
インナーマッスルの意識を強める方法をレクチャー。
少しだけインナーマッスルの大切さを感じ取ってくれたようだ。
『動きの質』をあげることが、
自分の体を崖に向かって歩かせることを押しとどめる。
そのように認識して取り組んでもらえたらうれしい。
うちにはフェルデンクライスメソッドのビデオテープがある。
これなどを『自分の希望で観る』よう変わればしめたものだ。
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ワークをするときに、
身体のなかのしこりは取りすぎてはいけないと考えている。
体の使い方に対し長年の経験や深い理解がなければ、
今回の母のようなリスクがあるからだ。
適量残す必要があるというと、
お客様に『なぜ?』と尋ねられることがある。
今回の母のようなケースがあるからです。
災い転じて『動きの質の大切さ』に
気づき始めることもあるようです。
簡単なエクササイズを教えるだけで、
コアから身体を制御するイメージが少しつかめた、
そう母がいってくれたことは成果です。
今までの母にはこのことばは出てきたことは、
めったにありませんでしたから。
だがやはりしこりの解き過ぎはリスキー。
ごくごく近くにサポートをするものがいなければ、
不安の底にたどり着くことになると思う。
どれくらいしこりを取り、
どれくらい残せばいいものか。
この点についての見識について、
どのような書物を見ても言及しているものはない。
とても判断が難しいところです。