母の股関節部分の解き過ぎ---(1)

ワークにより母の股関節周辺の筋肉を解いた。
この一ヶ月でかなりの量といたことになる。

そして先ほど母が気になることをいっていた。
『左の股関節に違和感がある』

先日母は旧友と国会議事堂見学へ。
かなりの距離歩いたそうだ。
そのときに足に負担のかかる歩き方をした。
母は以前よりは歩き方に対して気をつけるようになった、
だがまだ歩き方のポイントを十分消化しきれていない。
頭では理想の歩き方を解っている。
だが身体ではその歩き方をすることができないもどかしい現状。

国会見学などによりワークで仕上げた柔らかくなった足を
負担がかかる歩き方で酷使させて縮めた。
母の大腿筋を観てそのことがよく解る。

ワークやマッサージで解かれた筋肉は、
しこり化していたときよりも強烈に縮む。

しこりは収縮力を失いそれ以上縮まないが、
柔らかい筋肉は大きく縮む。
柔らかい筋は、収縮することで筋パワーを発揮し代謝もよくなるのだ。
だがしこり化した筋以上に筋全体が大きく縮み硬くなることもできる。
それにより解かれた後の筋の使い方は精密にしていく必要があるのだ。

一般的に言えば歩き方ができるようになるまで、
股関節周りのしこりをときすぎるべきではない。
(適度に解放するのはメリットがある。
だがダンサーレベルの柔らかさを求めるのはNGですよの意味)

大腿筋・大腿筋膜張筋など太もも外側の筋肉を使うからだ。
このアウターマッスルを使えば股関節が外れることになる。
だから普段大腿筋・大腿筋膜張筋を使いすぎる人は、
股関節周囲に股関節を強力にはめるためのプロテクター用しこりを着けた。
それにより股関節がはずれることを防いでいる。

プロテクター用しこりをはずせば、
大腿筋を酷使すれば股関節が外れていく感覚を持つことになる。
感じたことがない違和感を感じる。

このとき二つの対処法がある。

・ネガティブな対処方法。
無理な運動を控える。
歩き方を以前の大腿筋を固める歩き方で通す。
そのうえでこの違和感を感じる状態をしばらく続けていれば、
時期に股関節を固めるしこりがついてくる。

・ポジティブな対処法。
アウターマッスルが緩んだときには、
インナーマッスルの存在を気づきやすい。
この期が内側の筋肉の動きを学ぶチャンス。
内転筋やハムストリングなどの筋肉を動かす方法を学ぶ。
それに筋肉が連動して動いている感じもつかめやすいようだ。