気の滞ることにより体調を崩すといわれています。
中国の気の思想では、外因と内因により気が滞ると言われています。
『外因』外から与えられる刺激
六淫:風・暑・湿・燥・火・寒
『内因』人間の感情の動き
七情:怒・喜・思・憂・悲・恐・驚
たとえば。。。
怒ると、肝臓に気の滞りをつくり肝疾患。
喜びが続きすぎると、心臓に気の滞りをつくり心疾患。
一見すると喜んでいるときは免疫物質が体内にあふれて健康になりそうです。
ですが行き過ぎは禁物。
陰と陽の間の『中間・中道』がよろしいようです。
ちなみに内臓部分に疾患が起きるとき、
その内臓に関係する筋肉も硬化することがあります。
その内蔵を支配している神経と、
関連性のある筋肉があるからです。
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人は笑うことにより、
脾臓や胸腺から多量の免疫物質を出すことができるそうです。
それに筋肉の硬化した部分も明らかに緩みだしてきます。
気の滞りの原因を、
笑うことによって吹き飛ばすこともできるかもしれません。
笑い方が優れていると、
5分の笑いが5時間のエクササイズに匹敵する運動効果になるそうです。
でもただ口元を微笑ますのではだめ。
笑いと同時におなかがよじれるほど、
足の膝が内側に閉じたり開いたりがくがくするほど。
まさに全身を使う笑い方です。
このような笑いには、
内因の七情をも吹き飛ばすほどのパワーがあるのでしょう。
私個人のことですが、
子供のときのようにふざけあってきゃっきゃいいながら笑うようなこと、
なくなりました。
こんなところからライフスタイルを見直していこうかな。