体の脊椎から<<手・足・首>>は伸びる。
その脊椎に付着している部分を観る。
するとその機能的な側面が見えてくる。
手の筋肉の伸びは体の背部にある広背筋。
つまりからだの背部。
足の筋肉は体の中心の内臓の中を走る大腰筋。
つまりからだのコア。
そして首は体の中心に伸び内臓部へ到る。
つまりからだのコア。
二足歩行で立つために、
足と首はからだのコアから伸びている。
だから体を垂直に立たせることができる。
グラウンディングですね。
コアから伸びるからこそ胆力をキープしやすい。
意外に脚部や首がこのコアから伸びている、
そのボディマップイメージがない方が多い。
気付いてみれば目からうろこが落ちるようだ。
体のムーブメントも大きく書き換わり合理的になる。
個人的にちゃんとこのイメージを持っている人を見ると
「コア立ちしてますね」といいたくなる。
すがすがしく嬉しくなる。
そして肩を含める手は背部から伸び空中に左右前後上下に。
大胆に体のバランスをコントロールする手段です。
よく肩が下がっている美しい状態により、
効率よく(脚部→胴体)へと抜けて力を伝える腕。
手が小手先で動くのではない全身が協調した力の流れの終点にできる手。
少し体を見つめるだけでもさまざまなことがわかてくるものです。
体を観察して機能的に動けるように方向付けていけるよう、
ワークではリリースしていく。
それにより未知の体感覚だったものがスムースに受け取ることができる。
おそらく私の体に対しての意識やイメージそのものが、
その方の体に必要な次のものを教えてくれている。