夜の散歩で体の左右差の感覚のずれを感じて・・・

本日、夜の散歩中に、
太極拳の手の型を練習しながら歩いてみた。
暗がりですからすれ違う人も少ないですし。

そして気付いたこと。

自宅の部屋の中でゆっくりと練習しているときは、
左右側のどちらも同じように動けているつもりでした。
右手のてのひらを立てを前に突き出し、左手を横に伸ばし鉤手にする。
次に左手の掌を立てて前に突き出し、右手を横に伸ばし鉤手にする、
をしてもまあまあ同様の感触。
鏡を見ても難点はあるが、
許せる範囲内の左右の使い分け。
さすがマウスを左右の手で使い分けたり、
ワークを左右の手を同じような感覚で使えるように鍛えただけあると納得。

ですが歩きながらこの型を行ったとき、
左手が前に突き出されて右手が横になるときは、
歩法もスムースで力がうまく抜けて骨盤腸骨の動きを感じ手に力みがない。
だが逆に右手を前に、左手を横にとする型のとき足と手がまったく合わない。

ふともも後のハムストリングに力感を覚え腸骨筋を押し出せば
勝手に肩甲骨が連動して手は意識しなくても力が出るものだが、
その感覚がかみ合っていない。

右手を前に突き出す場合は、
力をだそうとしても、腸骨(骨盤)やら腎の立ちやらがうまくできない。
都合上、前に突き出した手に力みを入れて押す結果となっている。
前に突き出した手がぶれて手が虚などとは程遠い。
とても気持ち悪く感じる。

そんなところからも、
「まだまだ自分の体を乗りこなせていないな」
と痛感しました。

練習して気に入るようにしていきたいと思います。

これと同時に、自分の体を気分よく乗りこなしたい。
そういう衝動を感じました。

太極拳や他の中国拳法の本を読むと、
さまざまな動きのヒントをいただけます。
密かに練習をするだけでも楽しい。
大変よい刺激となっております。

私の場合、拳法の知識は少数。
解剖学やワークの経験値をどこまで活かせるかが、
楽しく練習を進めるためのカギになる気がします。

あとはまずは取っ掛かりは好奇心から、ですよね。

密かに身内がぼける前に私が太極拳の簡単なものを身につけて、
少しでも教えられるようになりたいと思ってます。
意外に切実です。
^^1