ある程度体調がよい状態がキープできてきている母。
だが僕の目から見るとまだまだ危うい。
先日、品川図書館から『操体法』のビデオを借りてきた。
自分も見たかったが、
同時に母にも自分でケアできる方法を身につけてほしかった。
だから「ちゃんとこのビデオを観て置くように」と伝えて渡しておいた。
結局、見てくれることはなかった。
自分の体が辛くなっていると強く感じているタイミングならば観ていたかも知れない。
タイミングが悪かったのだろう。
だがそこまで体が痛む前にケアしてほしい。
30分のビデオを観る時間の投資。
操体法のビデオはデモンストレーション性に優れているので観ていても面白い。
※操体法に興味がある方は
『誰でもどこでもすぐできる 操体法の実際2 』を
品川図書館から借りてきて見てみましょう。
品川区の図書カードは品川区在勤在住でなくても、
住所を証明するものがあればどなたでも作れます。
詳細は品川図書館まで(http://lib.city.shinagawa.tokyo.jp/data.html)
数年間足を痛がっていたおばあさんが正座ができなかった。
それが数分間の操体法を行うことでさっと座れるようになり、
本人はまるで狐につままれたような顔。
もともと操体法は自分自身でそのやり方を覚えて、
日頃から自分でそれを繰り返すことで健康を維持促進するもの。
ですがこれだけのデモンストレーションを体験したり、
映像で見せられれば感動します。
という代物です。
だから母にも見てもらえれば興味を持ってもらえると考えていました。
本人が観ようとする努力を選択しなければ始まらない。
差し出されたものが自分に必要なものかどうか、
それは本人が差し出されたものを受け取ったあとにしかわかりません。
できればいったん受け取ってもらえて、
どうだったか反応を聞かせてほしかった。
僕は「そうしてみてはいかがでしょうか?」
そう提案することしかできません。
このような場合には、
命令や強制は相手の尊厳を無視したことになるからです。
ですから「いいえ」といわなくても、
相手が見ないならばそれが答えだと素直に受け止めます。
このようなことで落胆する今日この頃です。
自分の思うようには動いてはくれないものです。
自分の思いを伝えたい。
うまく伝わるように。。。
コーチングの本を読みつつ、
近所の由緒正しい神社で神頼みをしようと思います。^-^1