筋反射検査についての興味深いこと


筋反射を利用してボディチェックをおこなうとき。


筋反射とは三角筋を利用して、
体のコンディションを探る方法。


検査箇所にストレスや疾患がなければ、
三角筋は力強い状態。
外部から適度な力を加えられても、
動くことはない(ロックした状態)。
だが検査箇所にストレスや疾患があるときは、
その患部を意識した瞬間に三角筋に力が入らなくなる。
外部から弱い力をかけられても動かされる。
それにより現在の体の状態を調べる方法です。


この筋反射についての権威付け的裏付けとしては、
たとえば大村恵昭博士(日本バイディジタルO-リングテスト)が有名。
一部、医療法人などの機関でも利用されています。
利用者のスキル次第では有用な検査方法といえるでしょう。
[AKやO-リングテストなどさまざまな流派があるようです]

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筋反射検査をするとき興味深いことが観察できる。


筋反射でロックした状態を確認しても、
他の関連箇所をケアするとロックがはずれるときがある。
症状がいくつも複雑に絡んでおられる方の場合、
この現象をしばしば目撃することとなる。


それはどういうことなのでしょうか?


仮説でしかありませんが次のようなことも考えられるのでは。


たとえば。。。
本質的な筋肉にダメージを受けた患部がすでにある。
他の体の箇所を酷使して、その患部をカバーする。
するとその身代わりで酷使された箇所の異常反応は筋反射検査で現れる。
だが患部は強力にカバーを覆いとして巻かれて他の筋にサポートをうける。
それにより筋反射で患部の存在は覆い隠されて見つからない。


だが身代わりになり酷使された箇所をゆるめて、
正常なロック反応がでるようにするとどうなるか。
強力に覆い隠されていたフードカバーが外されて、
その奥の患部が見つかりだす。
するとこのときのおくから見つかった患部のほうが、
大きなダメージを受けていたことが検査でわかる。


このようなことが多く見受けられます。


見かけ上の状態とその奥に隠れた症状。
または自分が体感しているコンディションの誤差。
そのようなものが生まれる温床がここに眠っているのかもしれませんね。


奥深いものであります。