顎関節症のこと

顎関節症のとき。


下顎が内屈したり(=顎が内側に引ける状態)、
左右にずれるなど。
痛みだすこともある。


顎関節症のケアのときに注意すること。


顎関節の関節部のみではなく、
顎関節に関連する筋のチェックもしましょう。


下顎を引き上げる咬む動作には、
側頭筋と咬筋が使われる。
顎関節に問題ある方は、
一方または双方に圧痛点を持つ。
歯列矯正やかみ合わせ改善などに、
深く関係のある筋肉である。


凝り固まった側頭筋を解放することは、
顎関節症の改善に大変意義があります。


同時に注意すべき点。
下顎を下に下げる筋肉、
顎下にある舌下筋周囲なども硬化します。
ここも改善ポイントの一つです。


上記の筋肉群を一度解いたからOKという箇所ではありません。

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ただ歯科矯正などは短くても半年以上継続して矯正を続けます。
お客様の中には6年矯正を続けているという方もいるほどです。
ワークを受けて負担を軽減することができたとおっしゃられた方がいます。
年齢が40歳を超えられてからの歯科矯正をなされた方でした。


一般的に年齢が進めば進むほど矯正が難しくなり時間もかかる。
歯茎部分が年齢に従って硬くなり矯正具をつけて絞めても、
思うような歯の移動を示してくれないためです。
そしてその方は子供の頃からずっと気になり続けていたが、
矯正するきっかけをつかめずに今まで来ました。


歯科医師も「かなり大変な作業になります」とおっしゃられて、
本人もこの際だからとおもいっきられまして。
そのようなおりにたまたまボディワイズのワーク予約受け付けの順番がきて、
歯科矯正と同時進行で行われました。


その際に、
矯正具を締め方が変わるたびに体のゆがみパターンが変わり、
私としてはワークは次にどのように体がなるのかわからず大変でした。
本当にいろいろ大変でした。


ですがその歯科医師の予想を裏切り矯正がスムースに進み、
不思議がっておられたそうです。


それをお聞きして私もうれしくなりました。


関節とは骨と骨とまたいで筋肉が仲立ちをしてくれるところです。
その筋肉が劣化し硬化すれが関節に負担がかかるのです。
そのため関節の負担を解放するために筋肉の負担を軽減させる。
そういう考え方もあるのですね。

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『咬筋と側頭筋』の絵
http://image.blog.livedoor.jp/bodyworker/imgs/7/2/7281f9e6.jpg