人種の違いが運動能力の差になる

ベン・ジョンソンカール・ルイスなど。
陸上短距離競技をみると、
黒人勢に軒並み掻っ攫われています。


『黒人は運動能力がずば抜けているからしょうがないよ』
そんな言葉が聞こえてきます。


では黒人の運動能力のすばらしさを筋肉面から観察してみましょう。


・白人に比べて黒人の!ほんとに太いのです。
・臀部筋がぷりっとそそりあがりかっこいい。(たれていません)
・大腿筋およびハムストリング筋の起始点が太い
・ふくらはぎの筋肉はひらめ筋、腓腹筋の起始点が少し太いが終止はしゅっと細い


身体のコアと呼ばれる大腰筋が強靭なバネです。
身体の末端が細いのでまことに効率よく脚を裁けます。
脚部の筋肉は脚の付け根部分が太くたくましく、
脚部末端は細い逆三角形(▼)です。


白人は脚部の筋と大腰筋を含めたエリアが四角形(■)状態です。
ふくらはぎは太く、大腿筋とハムストリング筋の終止は黒人より太め。


黒人と白人の筋肉の発達の仕様をみれば、
スプリンターの素質の差が歴然です。


これは長い年月をかけて身体を環境に適合させた結果です。
容易にその差を埋めることは難しい。


筋肉の鍛え方によって黒人の筋スタイルになるようトレーニングすれば、
手に入れることも可能です。
理論的には。。。
筋肉はトレーニングにより形状が変化しますから。


ただ日本人が黒人のようなすばらしい筋肉を手に入れるためには、
かなりの努力が必要ですよね。