これはマンタク・チャ著の『気内臓療法』から。
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『マイナスのエネルギー循環が、
腹部のしこりやもつれをもたらす』図解より。
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以下のルート(肝臓→心臓→胃→肺→腎臓)で内臓のしこりが蓄積されていく。
[1].ストレスを被る
→肝臓の怒り
[2].ストレス+怒り
→心臓の中の憎悪、残酷さ、あせり
[3].ストレス+怒り+憎悪+あせり=不整脈と高血圧
→脾臓と胃の中の悩み、不安
[4].ストレス+怒り+憎悪など=消化不良
→肺に悲しみと憂鬱
[5].ストレス+怒り+心配+憂鬱=不規則な呼吸、大腸の収縮、便秘
→腎臓の中の恐れ
[6].エネルギーの損失、内臓機能の生涯、神経・リンパ・血管のもつれ、腹部のしこり
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ストレスという投石により、
内臓が順繰りに傷ついていく。
これは中国の陰陽五行の流れをくむ考え方といえるでしょう。
心的なストレスが引き金となり、
体に影響が及ぶことがあります。
多くのお客様や同業の方からお話をお伺いして、
身体のゆがみにより内臓がしこるだけではないと考えております。
ストレスを配した出所が処置できることが大切になります。
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[5]の不規則な呼吸(呼吸が浅くなるなど)や大腸の調子、便秘など、
一般的に多くの方々が日常的に感じている症状。
これはストレスの初期段階ではなく、
ずいぶん進行した後半なのですね。
この心理的なストレスが内臓という肉体的なしこりにつながる。
その一例です。
内臓マニュピレーションなどは、
肉体的なしこりをリリースすることで心的なストレスにも、
一部ですが影響を及ぼせればと期待するワークです。
ですがストレスが発端であれば、
その処置もあわせて対応していくこと。
ストレスは、
誰もが大小あるものです。
内臓の硬化を観て心理的なストレスを感じ取ることができます。
なんとなく自分の内臓の硬化を見つけると、
心が疲れているのだろうなと感じ取れて申し訳なくって。。。