筋肉は骨をサンドイッチにした構造です。
一方が緩んで一方が収縮すれば、
収縮したほうに骨が曲がります。
そのときの力を筋力と呼びます。
腕の筋肉で観察してみましょう。
上側の筋肉は上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)。
下側の筋肉は上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)。
『両筋肉の太さ』に着目してください。
上側の筋肉は下側の筋肉より細い。
筋肉の太さの違いは働きの違いにより生じます。
筋肉を使うときに。
お父さんのように太くたくましい筋肉にはしっかり働いてもらいたい。
子供のような細い筋肉はかわいそうだから酷使させたくはない。
お父さんが懸命に働き、子供はよく学ぶ。
子供を強制労働させて、お父さんが怠けてはいけないのです。
このような筋肉の親子のような関係は、
腕にだけ特別にあるわけではないのです。
体中に、親子関係が存在しているのです。
筋肉の世界ではまさに、
『お父さん!がんばって!』ですね。^^)
実はこの前者のような筋肉の使い方をする人と、
後者のような筋肉の使い方をする人がいます。
どちらのほうがよい家族関係か、想像つきますよね。
後者では次第に非力な子供が悲鳴を上げて動けなくなります。
これが『痛みのサイン』です。
後者のような拮抗した筋肉の使い方をするように、
技術を磨かなければならないのです。
まずは、
お父さんを怠けさせずに、
よく働いてもらう事です。
そうすれば子供は自然に動きの技術を学び始めますから。
あなたの体は今、お父さん側の筋肉、
つまりお父さんは働いていますか?
怠けていませんか?
こう問いかけると解りやすいかもしれませんね。
このような筋肉の親子のような関係は、
腕にだけ特別にあるわけではないのです。
体中に、親子関係が存在しているのです。
筋肉の世界ではまさに、
『お父さん!がんばって!』ですね。^^)