太極拳資料を買いに神田へ

呉式太極拳の資料を買いに神田神保町へ出かけました。
いつものように亜東書店へてくてく歩いていきました。
そこで呉式のDVD教材とVCD付きテキストを購入。
VCDとはビデオCDのことです。
孫式太極拳のVCDも衝動買い。


それから神保町古書センター5Fのたにぐち書店に立ち寄り
ワーク関係の資料を覗いてきて帰宅。


早速、孫式太極拳VCDをみましたら、
画質がぼろぼろでした。TT;
手先や関節のひねりなど見えませんからガックリ。
DVDにすべきでした。。。


それから呉式太極拳のDVDを参照。
2枚組で画質もよく英語字幕モード付き。
中国語は全然わかりません。
英語は少しわかる。


演舞する女性は素晴らしいしなやかさで見事。
講師の先生も素晴らしい。
こちらは観ていてうならされる。
動きの質のよさが伝わる。
姿勢正しく、三尖しっかり、
手足が有機的に結びついた動き。
通しで観ていて目が釘付けになる。


DVDは呉式の競技用套路を一通り伝えるもので、
そこから呉式太極拳の長寿の秘密を読み取る力量がない。
この演舞の中にそのヒントがあるのは確かです。
しばらく繰り返して観てみるようにしてみます。

VCD付きテキストも中国語の隣に英語でも書かれています。
なので何となくわかる。^-^;

英語を読みながら該当中国語を参照するという繰り返しが、
絶妙に英語と中国語の勉強をしているような気がする。
微妙に脇道にそれていく自分に気づく。-^-^-


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余談だが、
帰り際急に右膝に激痛。
ワーク中の爪先立ちからくるものです。
以前も体験した。


激痛でビッコ状態。^^;


激痛になると身体がどうなるかを知っていますか?


激痛はいくつもの生理的な反応をしめす。
身体の力を全体に入れさせて緊張を生む。
背筋が縮みだしゆがむ。
肩が上がり肘も上がる。
胸が硬くなり腹が硬くなる。
...などです。


胸が緊張し硬くなり上にそそり出す。
それにより腹式呼吸がしづらくなる。
呼吸代謝が悪化することで、
血液の粘性が強まり痛みは増す。
痛みを解放へ向かわせる自律神経系は酸素が多く必要ですから。
それなのに腹式呼吸ができなくなる。
それが事態を悪化させることとなる。


まずは心理的な緊張を解除する必要がある。
今回の激痛の理由は爪先立ちから来たのではない。
自分の体捌きの修行が甘いから耐えられないだけ。
初心に返り修行に励む。
そして身体を労ろうと誓う。
そうすれば120%大丈夫。
そう自分が納得するまで言い聞かせる。
これで痛みとの和解をする。
悲壮感は身体を緊張させる。
痛みを軽減させるにはマイナスに働くだけ。
これをしないと身体へ意識を集中するときに雑念が入る。


次に身体に注意を向ける。
身体の力を抜き背筋を伸ばしていく。
肩や肘を持ち上げない。
胸を張らずに緩める。
胸を緩めストンと気が丹田部分へ落ちるよう注意深く整えていく。
この身体のポジションを幾度も経験していると、
そのような状態へ意識の力で移行できます。


後は仕上げで...
ワーク屋さんの知識を総動員して痛みを生じさせる関連筋を探る。
痛んでいる箇所は結果的に痛みが出ただけの場所。
原因部分は別の箇所にある。
そこを探りだす。
痛みが生じる場所はイメージすると灰色などの生気をなくした状態。
そこをピンクやグリーンやターコイズブルーの色で輝くとイメージ。


電車の中では筋膜リリーステクニックを使って脚部と臀部を解いてました。
何気ない解き方をしましたから周りにはばれてないはず。^-^;


そうするうちに
激痛が和らぎはじめました。
無事帰ることができました。


自分の身体の痛みほど、
自分の身を振り返らせてくれるものはありません。
感謝。