立つためのイメージワーク

足で立たないこと


自分勝手なイメージワークを行う。
ちょっと変なイメージの持ち方です。

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もしあなたが足がなかった。
胴体をどうにか立たせたい。
どの様にすればいいだろう。


そう考えてみる。


接地する骨盤底部を水平に。
きっちりと水平にすること。
そうしなければ傾いてしまう。。。


もしあなたが腰がなかった。
上半身をどうにか立たせたい。
どの様にすればいいだろう。


横隔膜よりで分ける。
横隔膜を水平にする。
きっちりと水平にすること。
そうしなければ傾いてしまう。。。


そして...
もしあなたが胴がなかった。
首をどうにか立たせたい。
どの様にすればいいだろう。


そして...
もしあなたが首がなかった。
頭部をどうにか立たせたい。
どの様にすればいいだろう。


・・・。


と順次、丁寧に積み上げていく。


からだのどのパーツも地面を感じている。
接地する水平面を整えることが、
垂直に立たせることにつながる。


そして...
もっと、もっと体の水平断面を細かく分ける。


すると背筋が伸びて涼しげな空気が楽に肺に。
気分がすがすがしくなってくる。
肩の力が抜けて首が伸びる。
頭部に風を感じる。

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私はこのとき体の疲労が蓄積していると、
脊椎や関節部分がパキパキと音を立てて、
整い出していくことを感じる。


人は直立するとき足だけで立っているのではありません。
縦に並び積み上げられた部分がすべて立っているのです。
足で立つ意識が強ければ大切なものを見失います。