『病気よ、さようなら』という本を読んでいて。
NAET(アレルギー遮断療法)の解説本です。
先だってお見えになられたお客様の仲間うちで、
この本を回し読みされているらしい。
大判でなかなかの分量ある本だから、
読み込むのも大変な本です。
『NAET(アレルギー遮断療法)で10年以上問題のアレルギーが出ない!』
という感謝、感動の体験談が載せてます。
興味深いアレルギー実例が多数のせてあります。
奇抜なところではクリスマスツリーアレルギーやマイカーアレルギー。
またチーズやピーナッツなどなどの食物アレルギーや鉱物アレルギー。
その他気管支炎、花粉症、喘息などの呼吸器系疾患や
不眠症から関節炎、座骨神経痛。
それに循環器の症状など。
こんなにかというほど載せてあるのです。
読むだけでアレルギーがこの療法で治るのかもしれない、
そう良い意味のプラシーボがかかりそう。
NAETのセッション前のとてもいいプレゼンテーション。
そのような位置づけにすることができる内容でもあります。
NAETのテクニックも多少掲載されています。
筋反射テストは要領得るまでトレーニングが必要です。
その他はシンプルで効果的なテクニックです。
2〜3回指導されれば誰でも実践できるもの。
そのようなものも紹介されています。
AK上がりのテクニックですから、
本書に掲載されているテクニックはほんの一部。
AK由来のシステムを体系化したものは、
どのメソッドもことのほか緻密に入り組みます。
そういうものが多く勝手にそう推測しています。
でも概説書としての助けとなるものと思います。
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あと本書の中でのコメントのひとつ。
『アレルギーは遺伝するか?』
という問いに両親ともにアレルギー遮断療法を施しておく。
すると生まれてくる子供がそのアレルギーを持たないという。
アレルギーは遺伝的な要素が含まれるときがある。
自分の子供へ自分と同じアレルギーを渡したくない。
その心配があるとき触覚が反応しますよね。
そうなのだろうか。
興味深い内容です。
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慢性関節リウマチ、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患をはじめ、
筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アルツハイマー病、
がん、アトピー性皮膚炎などの病気は自分の体を自分が攻撃するもの。
『自分が自分を拒絶している!!』
その末に起こる疾患。
心に『ノー』というメッセージを言い続け、
感情を押さえ込んで身体にも『ノー』という反応が出るという。
『身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価』
という本を合わせ読んでいて感じたのだが内容がリンクしていて興味深い。
心の感情を表現することが抑圧されて出ている身体反応ならば、
心と身体との関連性を逆にたどり
心へのアプローチができるという事なのかもしれない。
NAETはそのような側面も持ち合わせているのだろうか。
『病気よ、さようなら』の本は都内の公立図書館などにはないようですが、
『身体が「ノー」と言うとき』はあるようです。
興味がある方は借りて読んでみては。^-^)