今日はバレエレッスンをしようとお考えの友人宅へ関根と出かけた。
私は関根がレッスンを受けるのを
後ろからMpegムービーで撮影する役です。^-^;
友人は今まで大企業に勤めていて頑張ってましたが、
思うところあって退職。
そしてバレエ教師へ。
バレエ教師といっても、
動きの質を追求したムーブメントを身につけている方ですから、
その動きのトレーニングは他の技芸やスポーツにも役立つもの。
それは確かです。
ですが今まで会社勤めで翻訳セクション勤務でした。
広告や集客やマネージメントなどをしたことがない。
したことがないものは食べたことのない食べ物の味を解説すると同様、
皆目見当がつかないのが定番です。
その気持ち、よくわかります。。。
見当付かないことからは逃げたくなります。
でも逃げてちゃいけません。
どんなに素晴らしい素質を持っていても、
その仕事を買って戴けるお客様があってのこと。
お客様が来て戴けるようでなければ途中で挫折する。
資金繰りが付かなくなれば、
不本意ですが強制的に就職の道を歩まなければならない。
何年も商品に磨きをかけつづけて準備したのに、
お客様に来て戴くための仕組みにまでは手がまわらない。
そのようなとき起こりえることです。
商品に自信がある人ほど陥りやすいミスですが、
『ここまで素晴らしい商品だから黙っていても人が来るはず』
と考えてしまう。
でも多くの場合この目論見は外れます。
このたびの素晴らしい友達の商品は、
今までの既成概念を打ち壊したもの。
かえってなじみがない商品なんです。
そのような商品は認知されるまでが大変。
人はわざわざリスクを払ってなじみのない商品を買って、
貴重なお金を支払うことはしません。
10年早い商品は売れないのです。
それを今売るためにはどうするか。
プレゼンテーションやデモなどで、
積極的に体験者を増やす。
実績を増やして認知していただく。
プレゼンテーションもネットで映像配信したり、
プロモーション用CD-ROMを提供するなどが必要。
商品を買う判断基準は感情からくることもあるのです。
商品を手にとったとき、
自分がどのように生まれ変わったり生活が楽になったり、
苦痛から逃れられたりするか想像がついて思い描ける。
すると人はそのものが欲しくなる。
感情が欲しいと火を付けるものなのです。
友達にとって集客やマネージメントは頭の痛いお荷物。
一人で経理からお客様応対受付やセッションなど対応。
それは目の回る忙しさです。
でもここにも力を入れて考え抜かなければなりません!
お客様がいることが大切です。
お客様に自分の能力や技能を役立ててもらいたい。
商品だけがぽつんとあっても
お客様と線が結べなければダメなんです。
商品とは素晴らしいから売れるのではなくて、
売れるように仕組みづくりを努力していると、
同じ商品でも売り上げが変わるものなのです。
友達が「自分の才能を多くの人とシェアしたい」
という気持ちを打ち明けてくれたときの思い。
それが実を結んでくれればと願っております。
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友達のことを考えつつ自分を反省してみているこの頃です。