疲労のたまり具合が唾液で分かるそうです

ネットの新聞で面白い記事を見つけた。


疲労具合が唾液中のウイルスの量で計測できるそうなんです。

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残業時間に比例して、
体内にすみ着いているウイルスが唾液中に増えることを
慈恵医大の近藤一博教授(ウイルス学)らが突き止め、
22日、大阪市であった日本疲労学会で発表した。


幼いころから人間に寄生しているヘルペスウイルスの一種、HHV6とHHV7。
このウイルスが唾液に含まれている。
ただ疲労度合いにより唾液中に含まれる量が変わってくる。


残業なしで帰宅できる人と一日5時間以上残業をする人を比べた。
すると10倍以上検出され、残業時間が多い人ほど多かった。


そして当直で不規則な勤務を続ける医師は、
一週間休んでもウイルスが減らないという。


この検査を簡単にできるキットを、
過労死を防ぐための有力な検査として現在開発中だそうです。

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私どものお客様の中にも、
お仕事が忙しくストレスを抱えておられる方がいます。
その様子は身体の筋肉内部に貯められたしこりの量と質により、
皮膚感覚的に私に伝わります。
身体の深部が代謝が悪くなる。
そして皮膚の表面が鎧を着たように様がわりをします。


養生の大切さを認識しておられても、
勤務状況がそれを許さない。
肉体的にも精神的にも負担が蓄積していきます。


私はワークで疲労を少しでも改善するためのお手伝いをするのです。
お忙しいお客様より、
『いざとなったらお願いしますね』とおっしゃっていただけるのは
心よりありがたく光栄に感じます。
・・・ただあまりにも大変なお身体の状況を目の当たりに感じると、
切ない気持ちになることもあります。
私が落ち込んだ姿を見せることはかえってお客様の動揺を強めるので、
『大変そうですね〜、凄い頑張っている様子がわかりますよ』
と比較的明るく言葉をかけて「頑張って治しましょうね」といいます。
でも内心はとてもしみじみとしている様子です。


できれば将来的に上記の疲労検査キットが活用されて、
極度な疲労蓄積やそれによる病気に至らないようになればいい。
労働者側の主観的で疲れているかどうかを申請するだけではなく、
客観的な検査をして過労を防いでいただければありがたいことです。