骨盤の動きを活かすことで


最近、骨盤の動きを意識している。
本来はこれは自然に出来るような設定になっているはず。
呼吸力も内臓の重さを使うことも骨盤底筋をゆりかごのように動かすことも。


これが主導できれば肩の力みもない。
力はスムースにイメージの通りに発力される。
体も疲れずに意識が集中モードでキープできる。
骨盤を動かすだけで十字勁・沈勁・てんし勁が発揮できる。
私が気に入っている技ってこういうのをいうのだなと感じた。
私なりの感じ方なので他の方とはこの点はずれがあるかもしれない。
だが仕事でワークをするときにその成果は大きく現れてきた。


だけど・・・。


これがなかなか難しい。
タイミングがずれたり逆転していたり。
ほとほと難しい。
必死に自分の動き方のプログラムを書き換えようとしている。
アレクサンダーテクニークの抑制を使ったり、
サトルムーブメントで動きを模索していたり。
そうこうしているうちに疲れてしまっている。^-^;


特に疲労蓄積があると、
そちらの意識が飛んでしまう。
我が飛ばせるまでがんばれという方法もあるけど、
それを今トライするとお仕事のワークに響くからできない。
一定の期間休みを取ることで来年中には挑戦したい。


修練をつんだ方々は、
この辺をうまく習得できていたのだろう。
それだけのことをなさってきたのだろうと想像し、
そのうえで演舞などを見ると感動いたします。


今はお客様にコアの活かし方をいろいろと指摘させていただいています。
それは私がかつてミスしたことを再現なさっておられるからわかること。
お客様に説明をするようになったとき、
私の頭の中の点と点が線になりだした。
これが立体化していけばすごいと思う。
そうなったときには場所を借りて、
体の使い方講座が出来るかもしれない。


以前からそのようなことができればと切望していた。
だが自分の中の実りが少なければお呼びするだけ申し訳ない。
その一線を一歩踏み出せるかどうかのラインが見えてきたような印象がある。


ようやくここまでたどり着いたという感じです。


実はこの骨盤の動きを人に教えることで自分の頭の中の整理が進み、
少しずつ心とか精神性とかが不思議としっくりわかり始めてきた。
そんな感触を持つ。
やはり体と心、精神はつながっているし、
ひとつの物象が変わると他も同時に押し上げられるものだと痛感した。