全国の公立小中高校の児童生徒のアレルギー率

毎日新聞のウエッブ健康サイトをみていて。
気になる子供たちのアレルギー実態調査結果が公開されていた。


内容は以下のとおり。



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9.2%がアレルギー性鼻炎 公立小中高の児童・生徒 '07/4/11

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 全国の公立小中高校の児童生徒約千二百七十七万人のうち、
9・2%に花粉症などのアレルギー性鼻炎
2・6%に食物アレルギーの症状があることが十一日、
文部科学省の調査で分かった。


 公立学校の全児童生徒のアレルギー疾患を調べたのは初めて。
授業での配慮など対応が遅れている疾患もあり、
文科省は「学校には、クラスにアレルギー疾患を
持つ子どもがいるという前提での取り組みが求められる」とし、
学校向けの手引作成などを行う方針。


 ぜんそくアトピー性皮膚炎は、
これまで定期健康診断結果を集計する学校保健統計調査などで調べていたが、
増加傾向にあることから、他の四種類のアレルギー疾患も含めて調査をした。


 調査の結果、ぜんそくは5・7%、
アトピー性皮膚炎は5・5%、
アレルギー性結膜炎は3・5%。
ハチ毒や食物摂取などにより複数の器官でア
レルギー反応が出る
アナフィラキシーは0・1%だった。

 このうち、アトピー性皮膚炎は小中高校のいずれも沖縄県が最も割合が低く
(1・9〜3・0%)、
食物アレルギーでは、小中高校すべてで北海道が最も割合が高い
(3・3〜4・2%)など、
都道府県で数値に差が出た疾患もあった。


 男女差ではぜんそくでは女子の4・6%に対し男子は約一・五倍の6・8%。
アレルギー性鼻炎では男子が10・8%と女子7・6%の約一・四倍だった。


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全国公立学校の生徒すべてを調査対象というのがすごい。


アレルギー性鼻炎が9.2%という人数。


単純に計算すると1174840人。
すごい人数に及んでいる事がわかる。


子供の頃にアレルギーがあっても
大人になれば改善することもあるといわれていたことがある。
だがその改善がうまくいくケースといかないケースに隔たりがある。
むしろ成人してアレルギー症状を発症することも増えているようだ。
そのようなデータを目にしたことがある。


患者数は増えていく。


医療が進んでいるはずなので、
対応力は増しているはずだ。
だがアレルギー症状が未病のうちにすませることができるよう、
対策を指導していくこと。
口で言うのはたやすいが、
やってみるのは難しいだろう。



だけれども、
これほどの人数の子供たちが
鼻の粘膜を腫らせていたり
喘息に苦しんでいることを考えると、
調査を活かしてどうにかして欲しい。
子供のときのほうがアレルギー症状は
改善しやすい場合も多くあるようですから。。。


切にそう願います。