忠告の呪縛から解き放て

ひとは『あれこれをしちゃダメ!』という。
かつて誰かがミスをして同じ失敗をさせないための善意なのかもしれない。


だが忠告を信じすぎて自らが失敗をしないとどうなるだろう。


権威ある忠告者の言葉は信頼性を生む。
だからその言葉を人は信じる。


ですがその忠告はときとして人が目的地に進むための橋を渡ろうとしているのに、
その橋に火をつけて燃している。


人体の基本と仕組みを教える賢者の忠告はいったんは受け取ろう。
だが必ず後日その忠告の真意を確かめよう。


あの権威ある忠告者が言うのだから間違いはないという、
他人任せなばかげた鵜呑みはやめよう!
忠告を逆らうことは勇気がいる。
責任もかかってくる。


だが忠告者の呪縛ばかりを聞いていては、
そこになんらイノベーションがおきない。


ある権威者が施術テクニックの忌避事項としていることを、
私がその意味やリスクを調べて理解して利用した。
もちろん私の身内が実験台になるわけで、
最初はひやひやしている。
無事、思惑通りに成果が出た。


するとどうだろう。
驚く改善例が続々と現れた。


まことに大きなものをその忠告が隠してしまっていたことに気づいた。


運用においては、
リスクが事前に回避できる仕組みを仕込んでいる。
だからまったく安全で不具合がおきたことはない。
回避するノウハウを知らないでみようみまねされると危ないのは確か。
でもこのような技術はそれぞれが回避するノウハウを考案すればいい。



現在、本当に多くの整体やカイロプラクティックなどがある。
僕の家の周りを見渡しても整骨院鍼灸なども多くなった。
これからが生き残りですね。
はやる治療院は繁盛していくでしょう。


だが今年に入ってすでに数店舗廃業しておられるのも事実。
現在上り調子の業界ではありますが、シビアなんですよね。
知人の治療院も廃業するとの連絡がありました。
がんばっていた先生なのですが2年目で経営が。。。。。-.-;


これは自分にしかできない技術だというものを持てると、
そこで光るものが出てきます。


他院には簡単にはまねできない技術を提供する。
そんな差別化ができます。


そうするときにある程度実力がついてきてから、
権威者の忠告に逆らうのもよいのかもしれない。



逆に私も他の人の渡ろうとする橋を燃やすことは、
しないように注意をしなければと思う。
ただ権威がないぶんだけ気が楽ですけどね。^-^;