初回ワークでの驚かれる体内に潜んだ炎症

ワークをお受けいただいた方へのメールを書いていて流用。^-^;


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(初回ワークでは)
今までの自分では感じたことがなかったところに
痛みの発生原因があったことに気づかれたはずです。
体のゆがみのパターンを指摘された以上に
驚かれたと思います。


その痛みがあった部分は炎症がすでに起きています。
その証拠にたった10g程度の軽い圧をかけても
そんな炎症箇所は痛みが出ますから。


そのような問題箇所が体内に点在していれば
何らかの影響がそこから与えられているだろうことは
想像しやすいことと思われます。


はじめに骨盤部分を調整して仙腸関節を緩めた時点で
体の表層の筋肉は和らぎ、その下層の今まで
触れることがなく意識できなかった層の
炎症が部分をチェックしたため起きたことです。


そしてこの炎症箇所の下の筋肉の層にも
問題の炎症や血行不良部分があるのです。


結局はそのような問題部分を封印していては
深層筋膜をリリースすることなどできません。
筋膜の癒着などで複雑なゆがみを生じさせるのは
深層筋膜部分ですから。


だから私が下準備をしてボディチェックをしているときと
いきなり体の表面の筋肉を触って痛みの有無を
確かめるのではまったく異なった反応や様相が
見えてくるでしょう。



痛みという痛覚神経の働きで感じ取れる感覚は
十分に血行がなければ働きづらいものです。
血行が悪い場所は運動神経系統よりもずっと早く
痛覚神経系統は麻痺したり誤作動を起こしますので。


たとえば筋膜の癒着による血管の圧迫などで
血行が悪いからその炎症状態が意識できなかった。
そのため体の中で長らくキープされていた部分です。
血行が悪いから痛みがあまり感じ取れなかったが
血行がよくなると痛覚神経が正常化され
炎症があると気づく。


運動会でいきなり使っていない筋肉を使い
筋肉痛が起こるとそこの炎症部分に血液を
集めて組織を再生復活させます。
数日間痛みがあるが組織が改善すると
あとはそんな痛みがなかったかのように
けろっとしているはずです。
それと同じ再生プログラムが始動します。


炎症に気づくとそこに多量の血液を流し
栄養素を送り込み組織の再生へ向かいます。


ただここでひとつ注意が必要になります。


今までは炎症箇所が一体化し体内で共存していた。
筋肉を骨化させて骨のような感覚で使うように。
そのしこりを利用して体がゆがんでいたけど
違和感なく立てていた。



でもそれがあったことに脳が気づきました。
するとそれを筋肉痛を感じたところに血行を促進させ
新しい血液を送り栄養で満たし組織を再生させるのです。


そのときに今までとは違った違和感を感じたり、
首が硬くて脳への血行が悪い場合は特に
頭がぼーっして思考低下したり。
頭がぼーっとしたときも仕事などで集中緊張
しなければならないときはしこりを溶かすよりも
そちらを優先するので大丈夫なんですが。


これを「好転反応」とか呼ぶ場合もあるようです。



好転反応のでる期間と反応の強さは
今まで体の中にためてきた不必要なもの、
たとえば筋膜の癒着や古いリンパ液や酸化した滑液、
その他の本当は排泄されるべき体液が関係するようです。
蓄積していたものを排泄するという浄化にも
汚れた部屋を必死になって掃除する苦労が必要。
でもそれは前進する将来につながる第一歩です。
だからさして汚れていなければ好転反応もない。
この部分は各人反応はそれぞれなんですよね。


徐々にそのような問題箇所が減少していき
状態が安定してくるまでがんばりましょう。



ただもしなんらかのきつすぎる状態になったときには
すぐにメールまたはお電話でご連絡ください。


どうかよろしくお願いいたします。