心臓と脾臓は決して癌化しないそうです。


先だって「子宮癌検診は20代から」との話をしました。
その延長線上のお話かもしれません。


人間の体の中で癌にならない箇所は2つあるといわれています。
ひとつは『心臓』もうひとつは『脾臓』です。
両者ともに血流が多いのが特徴器官。
だから体温も高いんですね。


体温が高い部分は癌化してもすぐにそれは排除されてしまう。
だから心臓や脾臓の癌がないそうです。


それに対して血流が悪くなる場所は、
癌化しやすいといわれます。
主に管状器官。
つまり大腸や食道や子宮など。
管や筒になっている部分です。


つまり血流が多い場所は体温が高く癌化してもそれを消し去る力がある。
だが管状部分などで血管が細く引き伸ばされたり圧迫して血液の流れが
悪くなっている箇所は常に一定箇所が冷え続けてしまう。
そのため体組織が理想的な活動や代謝ができません。


実際にその冷えた組織の箇所は皮膚表面は熱を持っているようでも、
その奥にある部分までといていくと硬く血流の流入を拒む箇所が出る。
深部まで触れるように下準備をして触れば本人が触っても冷たく感じます。
冷たい部分の触覚感覚や痛覚は鈍くなる。
本人が冷たい箇所に気づくと自分の体なのに自分じゃない感覚に襲われます。
ただ本人的にはことさらに自分の体内を冷やしている自覚はありませんから。
気づくと「えぇ?何でそんな硬いんですか?」という驚き。
そのようなこともあります。


動物は動くことで生命を表現し、
動かなくなれば生命が途絶える。


体にくまなく気を配りましょう。
動かしましょう!
その動かす部分のエリアは体の表面に限ったことではなく、
体の深部の内臓まで。


個人的にはオステオパシーの手技のひとつ、
内臓マニュピレーションやメカニカル・リンクなどを用いて、
少しでも体奥を見通したいと考えています。