胸椎の緩める方法。


ヨガには『鋤のポーズ』というものがあります。
逆しゃちほこ立ちのようなもの。
ヨガ体験者ならば定番のポーズといってもいい。


先日ヨガ体験して、
おそらく7分くらい『鋤のポーズ』を保持しました。
これがちょっときつかったかも。--;


私が日ごろ個人的に胸郭部分をリリースする方法は、
次のような感じです。


仰向けに寝て膝を鼠径部のつまりがない程度立てる。
そして腰部と床の間に右手をいれ、
左手をお腹の上に置き両手で胴体を挟み込みます。
それから膝を右へ脚の重さで倒し頭は左を向きます。
そしてまた膝を立て頭を真上に向けます。
それをスムースになるまでおこないます。
スムースに胴体部分が動くよう、
手の力で胴体の動きを導きます。


これは筋トレではありませんので、
スムースに動ける範囲内で動けばいい。
力みが生じるほどがんばらないように。
痛みがでるほど膝や頭を倒さないように。


スムースにうごけるようになってきたら、
今度は右手をお腹の上に置き左手を腰部と床の間に差し込み胴体を挟みます。
そして同様に動きます。


この動作をしたら30秒ほど仰向けに寝て
体の緊張がどう緩んだかを観察します。


次に手の位置を仙骨と下腹部を挟みこみます。
そして上記と同様の膝と頭の運動をおこないます。


そしてスムースに動けるようになったら、
体の緊張の改善具合を観察します。


次に手の位置を胸椎下部とみぞおちあたりを挟みこみます。
そして上記と同様の膝と頭の運動をおこないます。


そしてスムースに動けるようになったら、
体の緊張の改善具合を観察します。


スムースに動けるようにするために、
さまざまな筋肉の動かし方を試行錯誤していきます。
そうすることで脊椎を左右にスムースにひねる運動方法を学習します。


これを毎回するたびによりスムースに動く方法を見つけるよう努力し、
それを積み重ねていくわけです。


また脊椎をひねる動きの改良ができたら
次には脊椎を前後に伸ばし縮める動きの改良ですね。
この方法は長くなるので割愛しますが、
これらを丹念に修練すればヨガの『鋤のポーズ』も楽にできるはず。


これを繰り返せば腰部の緊張が解けます。
腰椎や胸椎などのつまりや曲がりが改善されます。
お腹の調子も改善され深い腹式呼吸ができるようになるでしょう。