『つきたてのもちのような筋肉の柔らかさ』


先ほどトヨタクラブワールドカップ決勝『ACミラン×ボカ・ジュニアーズ』を観ていた。
するとACミランに日本のトレーナーが所属しているという。
そのトレーナーの方が言うにはカカなどは別格の柔らかい筋肉を持っているという。
その形容が『つきたてのもちのような柔らかさ』といっていた。


なんだかひさびさにこのような筋肉の形容を聞いたなぁ。^-^;


そういえば私もプロでサッカーをしていた方のワークをした。
やはり一般の方とは比較できないような筋バランスといえる。
ただ利き足を酷使して骨盤などはずれを生じたままで固めた。
そんなところを解いていった。


おそらくカカはその方のはるか上を行く筋肉の質なのだろう。


筋肉が柔らかいということは、
爆発的な筋力を発揮できるし、
すばやくスピードに乗って動ける。


筋肉が柔軟性があるということは、
筋肉の感受性が高く感覚神経が鋭敏に働いてくれる。


その鋭敏さは的確に相手ディフェンダーの穴を読み、
瞬時に体がイメージどおりに反応してくれている。
そのような並外れて優れた感覚をもつものだから
一流と呼ばれるのだろう。


体を窮屈に負担がかかるように使い続ければ、
どんな柔軟な筋肉の持ち主も時期に硬化する。
ということは体の使い方に無理や無駄がない。
体の柔らかさは動きの質が極めてすばらしいことの証明です。


マラドーナが試合前に「カカには気を付けろ」といったというのは、
マラドーナ自身が並外れた肉体の持ち主で自分と同質のもののカカから
感じ取ったのでしょうか。


なかなかすごい試合でしたよね〜。^−^)