歯科矯正と歯と経絡や内臓・椎骨・筋肉の関連点


歯科矯正をおこなう場合。
人それぞれの歯列状態や年齢による歯茎の柔軟性で
ケースバイケースではあるが何らかの影響が出ることがある。


アプライドキネシオロジーの書籍を観ると、
おのおのの歯ごとに関連した経絡や筋や椎骨や内臓があげられている。


たとえば第二下顎の臼歯ならば、
関連経絡「膀胱経」
関連筋肉「大腰筋」
関連椎骨「胸椎11・胸椎12」
関連内臓「腎臓」


のような感じでしょうか。


数冊の本を照合すると多少上記の解釈が異なるときもありますけど、
歯の一本一本ごとに関連する筋や経絡、椎骨、内臓があるのは確か。


だから歯列を矯正するときに持続的にもし第二下顎の臼歯を刺激しすぎると
関連した膀胱経に気の流れが滞ったり行き過ぎたり
大腰筋に弱化が見られたり、
胸椎11等にずれなどの問題が生じたりするようです。


誰もが関連部位に問題が生じるわけではないかもしれませんが、
繊細に体の変化を感じ取るセンサーが発達してると感じてしまう。
だからもし歯列矯正をするときには通常はある程度時間がかかっても
強すぎる歯列矯正圧はかけないほうがよいようです。


また年齢が進むにつれて歯茎のコラーゲン組織が硬化します。
歯茎の柔軟性に比例して歯列矯正がスムースにすむかどうか、
その差がでてきます。


私が個人的に歯医者さんと話をしていたとき。
40代以降になるとなかなか・・・ものすごい時間がかかる。
それに最近の人では予想以上に歯列矯正期間が長期化する患者がいる。
と教えていただきました。


歯列矯正は上記のリスクを頭に入れて挑戦するといいのでは、
と思います。


アプライドキネシオロジーは東洋思想を取り入れて
西洋の手技療法と掛け合わせた生い立ちがあります。
だからちょっとすぐに理解できにくい面があります。
解剖学的に経絡などはもともと見て取ることができないもので、
それを扱って判断しているのですから。
ただWHOでも経絡や経穴の有用性を認め、
WHO独自の経穴の表記名をつけたほどです。


また先だって私どものお客様で歯列矯正をなされた方がおりました。
一般的に首や腰背部やみぞおちなどの緊張やあごや頭蓋骨のずれが
根が生えたような状態であれば矯正期間は長期にわたるようです。
ですが幸運にもワーク等でそれらの緊張を緩めていたのも手伝ってか、
私が予想していた以上に短期間で矯正が進んでおられるようです。
それをお聞きしてほっとしたのとうれしいのと、
ふたつの感情が沸き起こりました。^-^)