呼吸力は免疫力に通じています

呼吸がうまくできていないとどうなるか?



たとえばどんなようすのときに呼吸がしにくいだろう。


・きついコルセットのような矯正下着やベルトをしたりという
身につけるものの影響から。


・胸郭の可動が悪くなっているとき。
肋間筋や腹直筋や首の周囲の筋や背部の起立筋や僧帽筋などの硬化。
それにともなう脊椎側弯や漏斗胸などの器質的な問題により。


・パソコンを利用したりして緊張した心持で同一姿勢を長時間続けたり。


などなど。



知らず知らず正しい呼吸がしづらい状態になれてしまうことがある。


それにより生命維持に必要な臓器は
横隔膜の上下動によるマッサージが必要。
またはひとにより胸の上部をメインに呼吸したり
肺の下部と横隔膜より下だけで呼吸をしてしまう人もいる。
使わない部分の呼吸器官は筋力を衰弱させてしまうこととなる。


では肺がうまく使われていない部分に焦点を当ててみよう。


するとうまく使われていない肺部分は、
ぬるぬるとした分泌物を排出している。
その分泌物は肺胞やその他の組織を刺激し、
炎症を起こし腐敗し始める。
このようにして結核菌、肺炎双球菌、そして風邪などの病気を引き起こす。
またその他の細菌や微生物がはびこる土壌となります。


肺は息を吸うときに直接的に外界と通じているために、
このようなぬるぬるした分泌物が肺にたまりだすと深刻です。


胸骨の前後の動きがあり呼吸器が正常可動すると、
胸腺からT型細胞などの強い免疫物質が呼吸ポンプの力で体中に送られる。
だが呼吸器がうまく使われていなければ胸腺から送られる免疫物質が減少。
それと上記のぬるぬるした分泌物が合わさるから、
呼吸がうまくできないようすでは体の抵抗力がなくなりだすのです。


良好な呼吸をしていれば体を抵抗力あるきれいな状態に保てます。


呼吸がしやすいように体を解いていくことで、
抵抗力がついていきあまり重い風邪や症状が
おさまったような気がするという方が多い。
それもうなづける話ですよね。