猫に御朱印


昨日は散歩で目黒不動尊へ。


そちらでなんと池に野生のすっぽんを発見!


誰かが恵比寿様を祭る池に離したのでしょう。
他の亀たちに混じり甲羅干しをしていました。


それ以上に驚くことは、
日に日に神社仏閣参りをなさる若者が増えていること。
もちろんこちらの目黒不動尊へ参拝する方々も増えた。


神社仏閣参りの参考書が多く出版されて、
MIXIでもそのようなコミュニティが多い。 
それも火付け役になっているのでしょう。


少しずつ神社仏閣に親しみを感じていき、
対し方も成長していくとよいのでしょう。


現世利益的ばかりに考えてはいけません。
ですが多少はそのようなことも許されることもあるかもいれません。


私どものところのワークにお越しいただきました方のなかで、
茶トラの猫を見たことがある人もおられるでしょう。
名は「ちび」。
近所のおばあさんが生前に息子のようにかわいがり飼っていた猫。
最低でも15歳を越えています。
ひょっとすると20歳近くかも。
猫にしては長生きです。

ですがこの冬にかなり体力が落ちました。
背骨のずれを数箇所見つけました。
それを多少は私がみて直しましたが、
近隣のノラにけんかをしかけられ耳をかまれ血だらけになったり。
年老いた猫にも容赦ありません。
毛も乱れ食も細くなりました。


正直、もうそろそろ寿命なのだろうか、
とあきらめかけの雰囲気になりました。
飼い主の亡くなられたおばあさんは最後の言葉で
「あと3年は生きる」という3年は過ぎています。



ほんとうは絶対にしてはならないことなのですが、
太田姫稲荷神社の印を押した紙を透明テープでラミネートして、
ちびの小屋のごはん皿の下に置かせていただきました。



するとどうでしょう。


一日4食はえさをくれというようになりました。
えさをあげてもお愛想は一切しないかわいげない猫ですけど。
でもどうなるかと暗澹とした気持ちでいるよりはるかにうれしい。


陽気がよくなったからかもしれません。
たまたまそうなったという線もすてきれない。
でも印を置かせていただいたとこから、
生命力が違って見えます。


私のような素直さにかけて目が曇る人には、
ちびが感じたほどなにかを感じることはできません。
ただちびの変化を目の当たりにすることで
『霊験』という言葉が脳裏をよぎりました。


猫を通して大切なことを教えられました。