不整脈っぽい心臓の動きがおきて不安なとき


お客様に次のような症状を訴えられる方がいます。


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いきなり心臓が不整脈っぽく不規則にうつ。
不整脈っぽくなったときは不安感が強くおきる。
ただし医者で診ていただいても原因不明。
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つらいことです。
私も腕を使いすぎてしまい
これとおなじ症状がでたことがあります。
調べても特段の問題はないと診断される。

私の場合は左手と右手をわけ隔てなく動かすために、
都合上、左手側に普段の倍もの仕事をまかせたとき。
結局は肩甲骨が肋骨にべったりと張り付いてしまい
左脇の左肋骨の肋間が狭窄していた。
それにより胸椎3・4番が左側に数ミリずれていた。
意拳のたんとう功を練習中肩甲骨の使い方を整えるよう努めた。
肋骨に張り付いた肩甲骨が自由を取り戻し徐々にマシになった。
そして肩甲骨の動きを練っていくうちに症状を忘れてしまった。


通常ならば左手を動かすことが苦しみの原因とわかればやめるところです。
ですが動きを工夫することで対応することもできます。
ただし体の知識があるもの以外は避けるべきでしょう。


つまり右利きの私の場合は左側首筋が硬化しやすい。
そして通常は右利きだから右大胸筋部が硬化します。
左首筋と右大胸筋および右肩甲骨の硬化がおきます。
するとちょっとだけ位置的には距離があるんですね。
そのときは心臓の痛みは出にくいようです。


ところが左首筋が硬化し左大胸筋、左肩甲骨、左肋骨の肋間狭窄となると、
すべて左側に負担が生じてしまいます。
それが胸椎のずれを生み不整脈のような異常がおきる。
経絡のつぼでいうと壇中というところが差し込まれるような感じ。
心臓疾患ではないといわれてもものすごい不安感があります。
それに左首の動脈系経動脈が締められる力が強いために、
脳の血液不足がおきますので、
思考低下やひどいときは左側のラインにのる胃を刺激し、
食べ物を食べるときにきつくなってしまうなどのことも。
しばらくこの状態を放置していくと症状は弱まりますが、
ネックになっている筋肉群の硬化が骨化していく過程で
動けなくなることで後にそのつけがでることもあります。


首や胸部が骨化するとマッサージでは激痛がおきやすい。


首や肩などを痛み少なく無理せず緩める方法があるので
このような症状の場合には、
必ず医師の診断後に心臓に問題がないことを確認後、
手練の整体師等のところに訪れるのも手かもしれません。