昨日のお客様。
占星術をなさっておられる女性がお越しになられまして。
占星術の占いをおこなうときの解釈の奥深さをお話いただきました。
占いの結果に一喜一憂せず今後の生きる選択の参考にしてほしい。
占星術は単純に吉凶を占うものではないし、
占いがその人の人生のカルマを消せはしない。
よい運勢になったとしても「たなぼた(たなからぼた餅)」はない。
生きているのはご本人ですから、
その人の生きる姿勢が問題です。
などなどとおっしゃられていました。
バランス感覚に優れ占いの真価を引き出していただける信頼感が伝わります。
すばらしいですよね〜!
実りの収穫を得るにはタネをまいて手塩にかけて育てるようなもの。
今が収穫のときか、タネまきのときか、育てるときかの違いでしかない。
地植え栽培でのタネまきならば・・・
どこの地にタネをまくか、
なんのタネをまきたいか、
どれほどの収穫を得たいか。
まだみぬ実り多き収穫のときをイメージして。
育てるときも・・・
肥料を与え雑草や毛虫を取り除き、
日照りでも雨続き台風でもよく育たない。
収穫は、タネまきや育てる努力に比例して増減します。
努力なくして収穫なし。
自分の行いを振り返り観て努力が足りなければ報いは少ない。
努力をして得られた結果ではありがたみが痛切に感じられる。
思い描いた収穫はなくとも、
次の機会では前に得た知恵や教訓が実りを増やすのでしょう。
よい運勢といわれて嬉々とするのは一瞬でいい。
今まで自分がどんなタネをまいて懸命に育てたかを振り返れば、
それに比例した収穫ができるだけということに気づくでしょう。
たとえ天災という自然の波で収穫刈り取り前で果実が落ちても、
タネをまき輝ける実りを得られるよう工夫するよう働き続ける。
それが繰り返されていくのが人生ですから。
占星術は長い年月にわたり術として継承され洗練されてきた。
それは的確にそのタネまき育成や収穫の時期を伝えてくれて、
その人の星から他にもさまざまな傾向性を占えるからだろう。
ちなみに・・・。
私は数秘術や易などの本で占い結果をみると
「孤独」な「研究者」で「がんこもの」とか。
微妙にあたっていてグサッとくることが多い。
でも「大器晩成」と書かれていることもある。
生きているうちに晩成してほしいですね〜。
そう願いタネをまき育てる日々です。