仕事やスポーツの健康影響について

私どもが初回のお客様に質問表のご記入をしていただくときに
「お仕事のときの姿勢は?」
「過去おこなってきた、現在おこなっている運動は?」という質問があります。




まちがった健康法 ストレッチングは危ない


まちがった健康法 ストレッチングは危ない』というキネシオテープ開発者の加瀬 建造氏の著書があります。


職業時の姿勢や労働からくる健康阻害パターンや
スポーツをすることからくる健康阻害パターンがあると語られています。
それに運動時などの注意点も解説されていまして、
図書館から借りて一読してもいい本ですね。


私どものような職業をしているものは、
過去のお客様の統計的パターンを感じ、
どのような職業の方にどのような体調不良パターンがあるか、
どのような運動をする方にどのような体調不良パターンがあるか、
常日頃から共通項を探っております。
そのため上記の本を読む前から
その方の職業柄で長期続ける姿勢や過去現在おこなうスポーツをお伺いして
推測をしています。



たとえば.....


テニスやバレーボールなど中腰になるスポーツは、
理想的な呼吸を阻害せず楽に中腰ができないと強い悪影響を受けます。


ゴルフのような右打ちか左打ちかの片側のみを使うスポーツは、
体軸にねじれが入ったり利き手側が過剰に硬くなってしまうなどの
問題が発生しやすいようです。


過去おこなってきたスポーツをお伺いするのは、
強烈な緊張状態でスポーツをしていたら
そのときの息を潜めた苦しい呼吸状態は
一生その状態を持ち越す人がかなりいる。
そのことを知っているため、
現在してはいないスポーツだが
そのときの影響が顕著に出ているのが伺えるものでして。


事前にそんな健康に影響する情報は調べておきたいものですよね。
そのスポーツをするとどういうメリットとデメリットがあるか、
デメリットがあればそれを回避するにはどうすればいいか。
そんなことを理解していればもっと楽しくスポーツできますよね。



ちなみに「水泳」や「乗馬」など一部おこなっておられると
筋肉の質がよくなっていたり体幹の軸感覚がよくなっていて
施術などをすると体調が好転しやすいものもあります。
体によい影響をあたえる運動をしている人の場合には、
とても恵まれていると思います。