「すべての病の原因は自我にある」


「すべての病の原因は自我にある」とチベット仏教ではいわれているそうです。


「病は自我が造りだす」ということであれば、
その自我を治めてより高い境地へと進むべき。


では自我をどのようにすば対処できるのでしょうか。


もちろん仏教を学んでいくのもいいでしょう。
心理学的なアプローチでもいいでしょう。
アートセラピーなども有効かもしれません。


ただ他にも興味深い自我を打ち砕くダンスがあるのです。


前も日記に書きましたが「ヒーリングダンス」です。


ひさびさにそちら関係のホームページを覗いたら新しくなっていました。
http://www7.plala.or.jp/healing-dance/


そこに「あなたが本物に」というBlogがありました。
こちらを読み進めていくとヒーリングダンスによる体験談が掲載されてます。
自我を詳細に噛み砕き解説していただいてます。
ヒーリングダンスを踊り体の節々が痛みそれが自我の塊のようなものという、
のかもしれません。


面白いですよね。


ダンスを踊る過程で自我が小さく削れていくのですから。


筋肉がしこりと化して緊張したままでいつづけるのも
自我が内在する象徴なのかもしれません。


本当に体の根本からそのような肉体の痛みを伴うしこりを消したいのならば
自我がはびこるこころを目をそらさず直視することでしょうか。
それは少しずつ受け入れることができる量だけを受け取り、
徐々にその量を増やしていけばよいでしょう。


目をそらすと更に複雑化した肉体や精神の緊張が膨らみ
問題の解決の糸口が見つからなくなります。


こういったところにも
深層筋をリリースしたり
柔軟な赤ちゃんのような筋組織を維持する鍵があるのでしょうね。


自我が壊せないうちは幼稚で弱い自身が拭えないように感じます。


頭の中でささやく計算高く臆病な一人の自分。
左脳からの自己保存を目的としたメッセージだったり、
思考を簡略化するためのパターン認識をしすぎた鈍化だったり。
自我に左右されて生きていくスタンスから、
自我を終焉させて生きていくスタンスへ変容できれば。


おそらくヒーリングダンスに取り組むと、
なんらかの自我の終焉への道筋が見えてくるのでしょう。
興味深い自我対策の手段ですよね。


そうなれればどんなに慎重かつ勇敢で大胆な自分が現れるでしょう。


そうして「すべての病の原因は自我にある」のならば、
少しは健康的になれることでしょう。