初回施術でMRI画像のご提供いただいて


一作日。
ボディワイズの「お試し1回コース」に、お客様がおいでいただきました。


数年前に、デモワーク公開をさせていただきましたときに、
その際にお越しいただけましたお客様でした。
大変に感謝いたしております。


初回の施術のときに聞き取りと解説に時間をかけます。
お客様からお話を聞き、必要だろう情報を説明します。


そのときお客様から参考資料として、
近日におとりいただいた核磁気共鳴画像(MRI)をお見せいただけました。


その写真をみせていただくと、
内臓面の状態や腰椎椎間板のコンディションが手にとるようにわかるんです。
また頭部の断面も鼻筋の状態から小脳の様子までくっきりです。


いつもでしたら
「おそらく椎間板の状態は、
この棘突起の寄りが強いと潰れていそうかもしれませんが」と
私の頭で思っても、不用意にネガティブなことは申せません。


ただここまで画像でくっきり写っていると、
「ここがこうなっていますから、
このようにして腹腔のスペースを広げるように」
などと説明する方も説明をされる方もうなづきながら解説。


私の頭の中ではそれなりの像が描けてはいます。
それを言葉で伝えるのは難しい。
イラスト化するにも長すぎる時間を費やさねばなりません。
それもある程度の信頼関係ができあがってからのイラスト化ならよいですが、
どうしてもはじめにネガティブな情報を伝えるのはあまりよくありません。



それにもまして描けている像は、
MRIほどの像は描けていない。
「それなりの像」でしかないので、
明言できないというところも大きいですね。
私の手や立位等での状態を視覚で観察していき、
体の中を透視しようと必死になって、
体内の映像を少しずつ明瞭に描いていけるものですから。
MRIで描かれている像に近いものを手に入れるまでは
骨を折れる作業の積み重ねなんです。
私の脳をフル稼働していくインナーワーク。
これができなければどこをどう解くかがわからないので
ものすごい集中力を使い酷使するものですから。


その作業が極端に軽減され、
うれしくて仕方がない。
なんて・・・楽なんだろう。


ワークをさせていただくときにも、
どこの部位をどれほど解放していけばよいかが、
かっちりわかります。


文明の利器ですね〜、すばらしい!