姉の施術で


本日は、姉が施術を受けにきてくれました。


ずいぶん夏バテもあって、
体が硬くなっていました。


予定として図書館に予約で着ていた本を取りに行くようにと
早めに施術を切り上げようと考えていたのが甘い考えでした。


私も姉もどちらかと申せば体があまり丈夫ではない。
大病をしたことは幸いにもないのですが。
ですがこの度の姉の様子ではかなり厳しい状態です。
腹部の硬化は極度になり腹部大動脈の脈動がきつい。
この状態では腹部の溝が各部癒着して剥がれてない。


筋骨格系の問題も去ることながら、
内臓の問題はいただけません。。。
極端に難しい。


本人にはあまり心理的な負担にならないように、
これならば全然大丈夫で解ける範囲内ですよと
笑顔でいいました。


一回の施術でどこまで対応するか。
ボディワイズのお客様はときにはおいで頂く往復で2〜3時間かけて
という方々もまれではありません。


そうなると毎週通ってくださいとはいえませんよね。


それゆえに月に何度もお通いいただくより、
1〜3ヶ月に一回の施術機会で成果をだし、
それを積み重ねていくこと。


他で施術を受けていてわずか数日で成果が消える人でも、
その成果を内部で維持させて膨らませていくようにする。


その夢のような必要性を、
私はずっと考えています。


最近はよく考えて施術をするようにと、
施術技術での間延びする遊びが少なくなってきました。


施術時間がければそれで丁寧かといえば、そうではないのです。
動作や技術の遊びがあれば時間をかけても成果はないでしょう。


それは私自身がそうならないようにと知恵を蓄積してきました。


人は自分の体については、
ときとして振り返りません。


自分の体の中、多くの隠れた炎症や不都合が生じたとしても、
がんばろうとしてしまいます。
日本人のストイックさは美徳。
行き過ぎれば病の兆候を見誤ります。


自分の体も神様からの大切な預かりものです。
我が子の身を案じて窮地を身を捨てて助ける気持ちほどの真剣さを持って、
我が身を大切にしていただければと思います。


姉の施術は5時間かかりました。
いい仕事ができたと思います。


あとは私にやれといわれたから体操をするという意識から、
是が非にでも我が身を救うために正しい選択をしていこうと思うこと。


人は心底、変わるしか選択肢がないと理解したときは、
只、変わるものです。