「体の硬さ」と「動きの硬さ」の関係性

関節部が曲がるべき関節可動域が日常生活に支障がないことが望まれる。


肩関節は外転位60〜80°、肘関節は屈曲位90°、
前腕回内外中間位、手関節は背屈位10〜20°、
股関節は屈曲位15〜30°、外転位0〜10°、外旋位0〜10°、
膝関節は屈曲位10〜20°、足関節は底屈位5〜10°

ぐらいだそうです。



体が硬い人のなかには動きが硬いため、
日常生活に支障が出てしまうくらいしか関節が曲がらない。
そのような人もいるようなのです。


関節を曲げるときに、
緊張をしてしまう人。


準備緊張したり、イメージで緊張していたり、恒常的に緊張しているとき。
ぎこちない動き方しかすることができない。


そのような人に例えば『リラクセーション (ブルーバックス)
で語られるような動作法の用法で
少しずつ体の自分の緊張具合を気づけるように。
そのバリアを崩していくことで、
動かしながら緊張を緩めていく。


そうやって関節を曲げたときに起きた不快感やブロック感を
低減させることができる。
体が硬かった人も関節可動域に近づいていくのです。


そうすることでリラクセーションがうまくなってくる。


ただそればかりではなくて、
どのような部位に軸を感じ
体を僅かな動きで動かす感覚で。
屈筋主体の動きから伸筋主体へ。


そのようないくつかの動き方のテクニックを駆使することで
動きの制限を乗り越えていくこともできます。