スギ花粉の飛散がすごい来月中旬。
そう思うと花粉症が気になるころあいです。
そこでアレルギーについて、
『全脊椎の作用と性質』という黒川 瀞雄先生の本を読んでみると。
【D4】はアレルギーの中枢。
そのように書かれております。
D4っていうのは胸椎4番のことです。
この胸椎4番を調整することで肋骨部分を広げられるといい、
肋骨がいつも閉じた状態で呼吸がしづらいならばありがたい。
実はこちらの胸椎4番が私はこちらの本を読むまでは知らなかったのですが、
アルカリの中枢でもあるという。
酸性とアルカリ性。
人体は弱アルカリ性の体液で代謝が良好な状態がキープされる。
もし酸性過多となれば酸化した血液等は
粘度が強くなって体液循環がしづらくなる。
免疫物質も代謝に乗って胸腺部分などから体の各部に届けられますが、
体液循環が悪くなってしまって代謝不足であれば届けづらくなります。
そういった意味もあって、
アレルギーの改善に含まれる花粉症対策には、
胸椎4番の調整は大切になってくるのだろう。
椎骨のずれを調整するときには、たとえば胸椎4番がずれているときは
その下の胸椎5番が下地になっておりますからこちらも含めて調整する。
この胸椎4番の調整だけで花粉症が改善するという症状の浅い人は幸い。
数年にも及ぶ花粉症の経験がある方には、
こちらの調整だけでは問題を数パーセント改善させたに留まるだろう。
だけど調整しておかないよりかは、しておいたほうがいいと思います。
ただこちらの本以外のものでも信頼性があるものもございまして、
そちらでは他の部位の調整をよしとしております。
深くそちらの理論を読みといてみると納得できる。
臨床でどれだけの成果が出ているかというふるいにかけられてきた
厳選されたものですから。
そういったところが奥深いところですよね。