サルトルのことば

ビデオニュース・ドットコムのスペシャルリポート (2011年04月06日)
原発避難区域は犬や牛の群れが闊歩する無法地帯に
http://www.videonews.com/special-report/031040/001810.php


原発避難地区に車で移動していくビデオ映像がある。
おそらく放射能レベルを調べる測定器だろうものが、
原発に近づくとけたたましくピーピーと音を立てる。



この映像を観てから、
原発近くで作業をしている方々のことを思う。
のほほんとして生活をしている自分は、
その作業をなさっておられる方々におんぶにだっこです。
いたたまれない気持ちになる。


きびしい時代だな。。



地震についての備えはまだまだ必要だといいます。

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 日本海溝の東側で海のプレート(岩板)が引っ張られる力が強くなっているためで、早ければ1か月以内に津波を伴う地震が再来する危険がある。


 M9・0の東日本大震災は、押し合っていた海のプレートと陸のプレートの境界面が破壊されて起きた。そのため周辺の地殻にかかる力が変化し、東日本全体で地震が誘発されている。


 京都大防災研究所の遠田晋次准教授(地震地質学)は全地球測位システム(GPS)の測定データから、海のプレート内部で引っ張られる力が強くなっていることを突き止めた。明治三陸地震(1896年)の37年後、昭和三陸地震を起こしたメカニズムと共通しているという。「今、昭和三陸規模の地震が起きると、仙台市で10メートルの津波が押し寄せる計算になる」と言う。
(2011年4月14日19時01分 読売新聞)
<転載終わり>

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そろそろ地震が落ち着いてくれるのではないか。


そして日本の復興へと向かうため、
次の世代にバトンを渡すためにがんばらねば。


そう考えたくとも、
テレビでの有識者の言葉に、
そのような期待が削られる。


そんな不安を実感している人も多いのではないでしょうか。


ですが私はそんなとき次のようなことばが思い浮かびます。


「もっといい時代はあるかもしれないが、これは我々の時代なのだ。
我々はこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである。
サルトル(仏哲学者)