ソフトウェア紹介:『MakeHuman』


人体の絵を3次元CGで製作する必要があるのだが!


たとえば・・・
「良い姿勢モデル」と「悪い姿勢モデル」を比較する3DのCGを作れないかな、とか。


実際の人物を使うならばモデルさんをお願いして撮影する手間がかかります。
3DのCGで作成するとそのようなセッティングは必要ありません。
そして上下左右とか斜めとか、
様々な実際では撮影しづらい視点からの映像も簡単に作れますから。
表現力が豊かになるため、わかりやすい説明が工夫次第でこなせる。
複雑な解説が必要なときは、これはかなり大きなメリットでしょう!


ただ一般的には、
Poserのような市販ソフトを利用しなければとなると、
そのような出費をするのはちょっとと二の足を踏むならば。。。


そのような作業を必要とする人には心強い、
私も愛用しているソフトウェアがあります。


このたびご紹介させていただきたいソフトは
フリーで利用することができる『MakeHuman


MakeHuman
http://www.makehuman.org/


英語のソフトウェアで、無論ホームページも英語。
ここがネックに感じる人もいるかもしれませんね。


WindowsMacLinuxのOSに対応しています。


人体の男女性別、年齢別、身長、筋肉質から痩せている太っているなどから、
体のパーツを詳細に変更できたり、
ヘアスタイルを選べたり。
そして手足などの関節を動かしポーズをつけることもできます。


MakeHumanで作成したデータはExportして、
Blenderのような3Dソフトに移行(Inport)させて使えますから。
そちらでライティングやバックグラウンドを作成して高画質なレンダリング
そんな使い方をしてもいいでしょう。


かなり前からこのソフトを利用させていただいているのですが
最新の(MakeHuman 1.0 alpha6)にヴァージョンアップしたら
今まで以上に使いやすくなり驚きました。


作品としてイメージ通りの人体を作り上げたりといった、
使いこなせるまでにはちょっと時間がかかるかもしれませんが、
興味がある人は試しに使ってみてくださいね。