眼圧の問題について

先日お役様よりお伺いした話。


眼圧が強くて困っていたという状況があったが、
改善していたといいます。


長年の問題であったそうなので、
なにが幸いして改善したのかは
定かではありません。
ただ結果良ければ、なにより。^-^)


整体的に観察すると、
改善された諸条件はあります。
最低限見とかないといけないところといえば、
眼の中枢としては頚椎の一番などが少なからず影響及ぼします。
首の筋肉の緊張(頚椎2番)や血管の中枢の頚椎7番など。
頚椎の調整されるべきところがあるわけです。
(書籍「全脊椎の作用と性質」より)
もちろん他にもいろいろと関連する調整点がありますが。


ただ頚椎をいくら並びを変えたとしても、
姿勢が楽に立てるように正されていなければ問題解決が遠い。
立ち方が骨の並び位置が正確になり抗重力筋などで要領良く支える。
そうする技術がなければ、
首の緊張はすぐに再燃して自らがいつもの首の過緊張状態を作りだす。


ボーリングのボールほどのかなりの重さがある頭部が、
最高地点に乗せられているのです。
下支えしている部分が、
多少でも傾斜していればそれで首や胸部や背部は、
常に頭がずれ落ちている状態をリカバリーさせる仕事で緊張しつつオーバーワーク。
だから頭部の傾きや乗っかり具合を観れば、
その人が首コリ肩こり胸や背部痛があるなど容易にチェックできるわけです。
本人は、常に首や胸等を固めて呼吸を潜めているわけで、
そのような不快感は慣れっこになっているというときには、
私が首コリですとか肩こりですとかいっても不審がられるだけですが。^-^;


そしてそのような自分の頭の乗っかり具合の状態の問題点に気づかねば
人間の持つ恒常性維持機能のようなもので、
いつも頚椎部位を緊張させている人は緊張させている方が自然で馴染んでいる。
だからその状態に戻ろうとする。
そうなるのが極々自然なことなんですね。


そしてまた諸問題が再発する。

そんな悪循環があるわけで、
姿勢改善を主眼にしておかねば
一進一退の状態が続くわけです。


それが幸運にもこちらのお客様は筋力もあるし
もともとスポーツをしていたためバランス力もいい。
そして何より心強いことは姿勢改善を意識なさっている。
ならば良い状態を維持していただけるのではと
ちょっと嬉しい限りです。


私的には眼圧をもっと問題視しておくべきだったのですが、
お客様から「眼圧が下がって正常となった」と聞いて
不思議なことがあると。

眼圧を下げる薬はあるそうなのですが、
心臓にかなり負担がかかるもので、
飲み始めたら一生のみ続ける必要があるそうです。
それは副作用も起こる可能性もあるため、
よほどのことでなければ服用しないわけですが。


何はともあれ、
よかったです。^-^)