ちょっと専門的な施術の話となりまして恐縮です。 アプライドキネシ

ちょっと専門的な施術の話となりまして恐縮です。

アプライドキネシオロジーという施術をご存知でしょうか。
AKと呼ばれて施術家の仲間内では親しまれています。

アプライドがアプリケーションソフトのような感じの
応用ということで、
キネシオロジーが筋肉学というようなものですね。

私が筋肉の各筋肉ごとに構造的欠陥や内科的徴候の詳細を覚えられたのも、
こちらの『図説AKのテクニック』というテキストがあってこそなのです。

たとえばですが、
肩甲下筋の内科的徴候からしますと、
こちらの筋肉に問題が生じますれば、

動悸、めまい、歯茎からの出欠、飲み込み困難

などがでてきます。

お客様が最近になって動悸やめまいが気になるというとき、
ちらっと肩甲下筋に問題があるかもしれないというように
私の頭では当たりをつけているんです。

肩甲下筋が強力に固く萎縮した方をみて、
歯茎に問題がありませんか?と
ついついお尋ねしてしまい、
「なんでわかるんですか?」と
怪訝な顔をされてしまうことも。


他にもいろいろなことが把握できていますが、
関係の薄いものや複数あげると雑多になって
当惑するような場合にはさらっとしています。


私どもは、医師ではありませんので、
症状を直すことを優先する意識より、
理想的な立ち居振る舞いをしていただいたときがうれしい。
凛とされた姿を見せていただきたい。
そのような気持ちが優先しています。

だからといって、
役立つ知識が掲載されている専門書を
法的には私どもは
医療行為ができないから
高度な身体知識についてまでは
知らないでもいいというのは
間違いだと思うのです。



筋肉は、
それぞれすべてが上記の例のような
内科的な徴候を持ちます。


各筋肉の詳細を記憶していると、
症状として訴えられる問題点が、
どのように筋肉のリリースで改善できるかわかるのです。


それを知りながら
問題解決に対応する筋肉を解くので、
自信を持ち対応することができます。
書籍で書かれた筋肉の詳細内容を思い出して
症状と関連つけてお客様の話を聞いています。


ほんとうにすばらしい書籍を出版していただいて感謝です。

ただ専門書での内容も年々の研究で改訂されるようなもの。
研究が進めばいままで正しいと信じられていたことさえも
根底から変わることもあるのです。
その点には注意を怠らずに、
自分で知識が正しいかどうか
検討していく必要があるでしょう。