ステンレス製マドラーをてい鍼の代用として試用してみて

『てい鍼』という、刺さない鍼治療というものがります。


それで、どういった商品があるのかをネットで見てたら、
ほしいな〜というものもちらほら。


ですがちょっと値が張ります。^-^;


ダイオードを含んだてい鍼で、
<からだはうす>という鍼灸の道具を扱っているショップで12800円。


これが欲しいところですが、
てい鍼の効果はいかに?というところが私の中では定かではなく、
思い切って購入できません。



ネットでてい鍼を検索していると、
てい鍼の代用と勧められていたものに
100円ショップのマドラーがありました。


昨日、長原のダイソーで、
ザ・マドラー ステンレス マドラー (六角) 20cm B-001を購入。


ネットで勧められていたものは、
このマドラーと推測いたします。


マドラーの先っぽは丸まっている。
だから肌にあたっても痛くはない。
持ってみると、適度な重さがある。


ステンレス製ですから、
通電性に欠けています。
それにより術者の気を通す使い方は
しづらくなるだろうと憶測します。
金・銀あたりがてい鍼の素材に多いようですから、
その点は引けをとるのかもしれません。
(一瞬、タブレットPCのペン替わりにと思いましたが通電しないんでダメでした^-^;)



実際にこちらをてい鍼の変わりとして、
ツボと思しきところを探索してみます。


すると、
確かに自分の指先でツボを押して捉えようとするより、
狭い点で当たることによりツボは捕えやすくなります。
熱した痛みとかピリピリした痛みとかの感覚の差まで
わかりやすくなったように思います。
個人的な感想ですが、
105円分の元は取れそうです。^-^)v



もし一般の方がツボの本でどこにツボがあるかわかりづらいときには、
このてい鍼の代用のステンレス製マドラーも役に立つと思います。
「てい鍼」については(てい鍼 使い方)のようなキーワードで
ネット検索をしていただけるとよいでしょう。



てい鍼を使いこなすにも、まずは練習あるのみ。
ひとまずは自分の体でツボを探索する修行をすること。


原穴の位置は書籍などで確認して頭に叩き込んでいます。
ただし体の状態が思わしくない方のツボの現れる位置は、
原穴位置とは一致しないことが知られている。
なので原穴の周囲まで探索の手を伸ばしツボを探します。


それができなければ実践的なことはできません。
でも私のようなツボをとらえる素人には難しい。


結果的に、
ステンレス製マドラーでツボらしき位置を特定し
キュウマスターというミノルタの 
ピッピッピッ・・・音と光でツボを見つけて治療!
というグッズを持ってるもので、
こちらで答え合わせをします。


そうすることで自分の出した答えの精度がわかる。
大変に心強い便利なグッズです。


ですがツボが見つかった瞬間に鋭い刺さるような痛みがでるキューマスター。
ビビりながら腰が引けてまして。
イテテテと一人で叫んでます。



ツボを探索して経絡のラインを実線で結ぶようなことができれば
筋膜のリリースをするときにも役立つものとなります。
経絡のラインは筋膜の膜づたいに連結されてますから。
経絡の状況を読めば、筋膜の状態を知ることができる。


ツボや経絡を熟知すれば、
ステマティックな人体を知る大きな手がかりになる。


どうにか自分のものにできないかと願っております。


ステンレス製マドラーで、ツボをちゃんと把握できる様になった暁には、
本職が持つようなてい鍼を自分へのご褒美として購入しようと思います。