最近、頚椎のリリースを深めています。施術の仕上げのプロセスです!

最近、施術のときに頚椎をリリースする作業を取り入れられることが、
非常に多くなっています。


頚椎をリリースするときに、
頭蓋骨のパーツの並びをみて癒合をしていれば剥がすという作業をしています。


このような作業は、
体の多くのパーツがまだまだ固いという人にしても、
時間を使うだけ戻りが早すぎるので効果的ではない。


だから、施術で体全体を改善させていく回数を重ね
仕上げていくというプロセスまできたときにします。


そうすると頚椎や頭蓋骨部位のリリースが長持ちし
自律神経系を良好にという状態がキープできますね。



仙骨の可動がなくて固まっている人は、
脳脊髄液の流れが弱くその脈動を感じ取りづらい。



起立筋が緩み胸椎や腰椎が緩み仙腸関節を緩ませて
頚椎や頭蓋骨部分のリリースをすると、
素人の方にも脳脊髄液の流れの脈打つリズムを感じ取れるかもしれません。
頭蓋骨のパーツの開閉や呼吸のリズムで脳脊髄液が流れるのですが、
結局は体幹の起立筋や臀部筋、呼吸に関係する筋肉群が硬ければ脳脊髄液の
理想の流れにブレーキがかかっている。


先行して頭蓋骨や頚椎、呼吸回り、仙骨部分のみなどを緩めても
脳脊髄液が流れをよくできる。
でも体幹の起立筋や臀部筋や大胸筋などの呼吸に関係する筋肉が
カチカチで深層部に動きを失っているならば、
相当に脳脊髄液が流されるカンフル剤的な効果を狙う場合以外は、
そこに時間をかけることはしません。
それは頚椎や頭蓋骨部位をリリースするにも、
一時間以上かけている。
他の作業時間を削る必要が出てきてしまう。
それでいてすぐに戻る。


頚椎や頭蓋骨部位をリリースを受けるのは、
気持ちよく意識が落ちるほどのこと起きる。
そのことを知っている人は、
最近は頚椎を解かないんですねといわれることもありますが、
それは施術の流れを明確に把握しておれば、
時間の使い方的にムダを省きたいのでして。


流れを知り、待つを決め込むことも大切だ。




すでに相応に体幹を深部リリースが事前に数度済まされている人は、
この脳脊髄液の流れが正常化しやすい。



脳脊髄液の役割は脊髄神経という脊椎の中を通る中枢神経が
正常に働けるようになるためのガソリンのようなもの。
深く自律神経系に関わっている。


体の中の多くの問題点の発生は、
自律神経系により問題が見つけられ、
無意識の内にそれを改善させている。


そのような作用がでてきます状態が
副交感神経が優位の状態なのです。


その状態に脳脊髄液の正常な流れが確保できればなりやすい。


体がダメージを受けている状態が改善する生命力旺盛なモードへ固定されていく。


私的にも、仕上げの施術といえるような作業に時間を避けるまでとなるのが嬉しい。



ただ、カウンターストレインで力仕事かつ、一定時間を無理な体制で支え続ける。
独自にカウンターストレインのテキストに書かれていることでは
カバーできない状況があるのが普通です。
補うための臨機応変な思考が試される。


だからずっと頭の中で立体パズルを解くかのように3次元ビジョンを思い描いて、
それを先行して操作して妥当かどうかを脳内で先行して操作している。
相当に神経が磨り減るほどの脳内のCPUを使い倒していますから。
それで私の脳がオーバーヒートして、
一瞬がくっとなったりするほどです。




環椎あたりの操作は特にミリ単位の1/10の操作感覚で位置付けや力圧操作をしている。
他の頚椎部分はミリ単位。


もちろん相当に強い硬さを持つ斜角筋群などとの格闘をするときは、
ミリ単位じゃなくてセンチ単位です。
それも対応が進めば、より繊細なミリになる。


頭蓋仙骨療法のやり方で対応したほうが
私的には体力的にはとても楽です。


だがカウンターストレインで解くメリットもあり、
これからもそこを追求していこうと考えています。


ただし頭蓋仙骨療法を受けたことがある人で専門家ならば、
カウンターストレイン中に頭蓋仙骨療法の繊細な手が
入っていることに気づかれるかもしれません。