12キログラム、30センチ前後の長さの道具による圧

かなり時間がかかったことですが、
深層筋を緩めるためにどのような数値的な圧をかけると効果的なのかが、
見えてきたような気がします。


それは私独自のやり方ですので、
私以外が使えるようなものではありません。
ただ身法を精通していなければ事故の元です。
見様見真似でできるもんじゃないと、
私の知り合いの優れた施術者も言っておりました。
私もそうだと思います。
それは施術者の自身の肉体を、深く傷つけるものでもあるからです。
それゆえこちらで安易に口外できないことをご了解ください。




かなり硬化が著しい起立筋等の太い筋肉群に対処するときならば
12キログラム、30センチ前後の長さの道具による圧でした。



これからやり方を精査すればこの数値は変わるはずですが、
これでもかなりグラム単位で数値を詰めてみたり、
長さを変えてみたり試行錯誤して整えました。
これで一定の成果がでるのはわかりました。


これがわかるまで、私的に、かなり多くの犠牲を払いました。
この数値を知るために命をすり減らし研究をしてきたのです。
そういえるだけの実感がありますから。。。
ただそれで私生活を疎かにして私的に悔いの残ることになる。
そんなつらい思いをしながら得られた貴重な数値です。
(すいません、愚痴ってしまいました。^-^;)



先日、お客様に深層筋はどれほどの熱で解けるのかと聞かれたのですが、
タンパク質が固まるのは・・・とかはわかっていても、
深層筋が解けるのはというのは、
実際は私が深層筋といってしまっているものの中身は、
深層筋と健と靭帯といったような固まれば骨以上の硬度になるものです。
なかなか文献にも何度で解けるとか書かれていませんもので、
だいたいの推測をお伝えしただけで正確なことはお伝えできませんでした。


ただし私の実感では
そのお客様の起立筋を緩められるという最適解の回答は
「12キログラム、30センチ前後の長さの道具による圧」をかけることでした。


起立筋のどうやっても届かなかった深層部まで、
圧が届きました。
そこへの変化が現れました。


本格的な深層筋のリリースがなされれば、
体の運用法を共に覚えてもらうのが前提ですが、
それが真にできれば体質面での改善も起こるほど、
体がいいほうにうわ向いていきます。


体力的にも、優れて持つようになりますし。


なかなか側わん症がきつくなられていたら溶けないことも多いでしょう。
それに筋硬化が著しいと深層筋まで解いていただけずに、
ずっと一進一退を続けることも出てきてしまうでしょう。


そのようなときに対応出来る力が増したと思います。
施術成果についてかなり厳しい点をつける私でも、
誇れることだと思います。
(当社比ですけど)


まだ研究を十分にしていきたい段階で、
リスク回避をする手立てを深めなければなりません。



ですが、これでひとまず私なりの深層筋の独自アプローチ法が、整いました。