コアトレーニングのリスク

大腰筋や一部内転筋などのコアに近い部分の筋肉をいきなり鍛えすぎたら
内臓にダメージが与えられることがありますから、注意が必要です。


本日は、そんなことを感じました。


コアを鍛えるときには、
欲張らずに少しずつ負荷を増やすようにして、
時間をかけ計画的にトレーニングをすること。


腹部に負担が強いられていそうな徴候が出たら、
やり過ぎかもしれないので負荷が体内に蓄積し、
ちょっとやそっと休んでもも回復できなくなる。


アウターマッスルを間違った形で鍛えるよりも、
コアトレーニングでインナーマッスルを間違った形で鍛えたほうが、
はるかにダメージが深刻になります。


コアのトレーニングの適量を知らずに、
ハードなエクササイズをするコースに参加すると、
やりすぎると内臓が下垂したり消化器が働きに異常をきたしたり、
特に女性ならば不妊になったり流産するなど、
他にも様々な不利益を被ることがあります。



そうなるとそこから長年に渡り体調不良を継続するような人もいますから。


応用筋肉学などの筋肉について詳しい施術者ならば、
それはテキストにも書かれているようなアタリマエのことなのですが、
広く認識されているものでないのかもしれませんよね。


そのことを知らないととりあえずがんばってコアを鍛えればいいことが起きると、
そう考えてエクササイズメニューを組んで実行したが負担が強すぎたならば、
自分では体にいいことをしているつもりが、
結果が体調不良に陥るということにもなります。


そうなると、意外に精神的ショックって大きい。


コアトレーニングのハードさは各人の体調や体力や日頃の訓練の度合いで変わりますから、
自分には負荷が強すぎるのではと思ったときにはペースダウンするようにしてくださいね。