お尻歩きで大腰筋をつかったウォーキングの下準備をしよう!


座骨で胴体を前後に移動させる感覚をつかむためのエクササイズとして、
座骨を立てて、お尻歩きはうってつけです。


足を伸ばして座って頂き、太ももにクッションをはさみます。
そして胸の前に腕をクロスさせておき、
おしりで10歩前に進んでください。
つぎに10歩後退していきます。


これがワンセット。


それをやりはじめの頃は一日に2回ほどやってみる習慣をつけてみましょう。
ある程度繰り返されていけば、自分の体の中の動きの手続きかをする小脳が、
勝手に楽にこのお尻歩きをするやり方を見つけてくれるようになりますから。
そうなったら、めっけものです。^-^)



お尻歩き.gif


脚部を使うことなく骨盤を回転させていくことで、
胴体や体全体を前後に移動できることを体験する。
胴体をどうやってひねるかで、骨盤の回転がスムースになるかどうか、
大きな違いが出てきますので、
試行錯誤して研究の余地があるでしょう。



座骨が地面に対して垂直に立てられることで、
背中が反り腰だったり猫背だったりしたのが
かえって腰背部をまっすぐにしたほうが楽だと感じられるかもしれません。


それに大腿直筋を過度に使用して歩く癖がある人は、
大腿直筋が肥大化して硬化してとなれば骨盤が前傾してしまうものですが、
それがお尻歩きをするときに大腿直筋を固めずに移動できる感覚をつかむことができるようになるでしょう。


この座骨を地面に対して垂直に立てた感じで座り、
会陰部分を地面に接する近所にある中心軸にして
そこを芯にして回転させていきます。


大腰筋を使った機能的な歩き方をするときには、
このお尻歩きの感覚と同じ骨盤部分のムーブメントがおきます。


だから日頃からこのお尻歩きをしてから正確に立って歩くようにすると、
大変、質の良い大腰筋を活かしたウォーキングが出来るようになります。