最近、夜寝る前に軽く体操のような程度の、
いくつかの中国武術からチョイスした運動をしています。
八極拳の横方向への突き、
意拳の揺り動かしありの站樁、
詠春拳の拍手、
そして最後にヘコヘコした感じの骨盤のムーブメントで締め!
各ムーブメントには目標となる意図が明確にあります。
引き手の使いにより出し手を自然に。
両腕を制約された一定の距離で保持している状態で動きの幅や浮遊感を持って作動させるか。
手をねじりながら打ち出す感じに。
そして呼吸により骨盤の前傾後傾。
など。。。
中国武術を広く知っておられるマニアックな御仁には、
基本的なことをちょっとだけやっておられるのだなと、
ご理解いただけると思います。
各やり方については
難しいこともないものですが。
要領を得るには奥深いもので。
少しずつ動きを練っています。
だいたい5分で終了。
気合を込めておこなうと5分でもかなりキツイ。
交感神経がカッと開いて寝付けなくなりますね。
だからこれが終わって10分座禅。
体の左右のバランスの違いなども
モニターしつつ調整をしていくと
呼吸が整い気が鎮められます。
たとえば夜中の3時〜4時過ぎになり、
眠くても数ヶ月はこれをしてみようと
決めたことですのでやるしかない。
なぜこのような中国武術のモーションを練習するかといえば、
現在、私がおこなっている施術方法の成果が飛躍的向上する。
それが私が見て意外なほど向上してくれたので驚いています。
基本的に私の施術とは体術的な技をかけるという要素があり、
そのひとつの圧にてどこまでみそぎ切れるか、なのでしょう。
以前は、恥ずかしながらずいぶん圧に無駄打ちがありました。
今も、無駄打ちは多いのですが、少しずつ減らすよう工夫中。
対処する部分の理解が不足していても無駄打ちになりますし。
圧をかけるものの発力の能力と体の把握の能力によりまして
余裕を持ちながら適量の圧を生み出せるものだと思いました。
独自に目的を明確にして創意工夫した体の基礎づくりは大切ですよね。